Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

ヒューロン・ユニバーシティ・カレッジ
2013年12月号 国際文化学部 M.S

<授業紹介>

私は今学期、3つの授業をとっています。

(1)  Writing この授業は留学生向けに開講されている授業で、私のクラスは9人というとても小規模のクラスです。週2回、2時間ずつの授業で、Essayの書き方に必要な知識を学んでいます。他のクラスと違い、留学生だけという点ではとても居心地の良い授業です。でも、毎回のようにちょっとしたWritingの課題がでたりするので、他の授業でもEssayを書くことが多いので、とてもためになっていると思います。

(2)  History major issues in world historyというもので、6つのトピックにしぼり学ぶ、通年の授業です。授業は週3回1時間ずつ、2回はlectureで1回はtutorialと呼ばれるものです。このtutorialは、毎週トピックに関するreadingについてクラスでdiscussionするというものです。前の記事でも書いたように、こちらのdiscussionは日本のものとは本当に違い、それぞれがここぞとばかりに意見を言うので、慣れていない私にとっては刺激的であるとともに、自分に落ち込むことばかりです。今は少しでも自分から意見を言えるようになるのが目標です。

(3)  Global Studies introduction to global developmentという授業で、週1回、夜6~9時の3時間の授業です。初めての夜の授業ですが、このGlobal Studiesの授業を取りたくてHuronに応募したのでとても楽しみにしていました。毎週読んだこともない量のreadingがあり、そのreadingにそって授業を聞いたあと、それに関係したvideoを見てdiscussionするといった形の授業です。初めのほうはvideoを見ても内容をいまいち理解できず、discussionについていけないこともありましたが、最近はvideoの内容をだいたいは理解できるようになりました。それでも語彙の問題で分からないことは多々あるので、語彙力の大切さを感じています。偶然ながら、先生が昔日本に行ったことのある人で、とても気にかけてくれ助けられています。

huron

テムズ川

<自由テーマ>

今回はこの冬休みにあったホームステイについて書こうと思います。ヒューロンでは、冬休みになると留学生以外の生徒は寮を出なくてはいけないので、ほとんど人がいない状態です。そこでクリスマスを現地の人と、ということで留学生向けにホームステイプログラムが用意されています。私は、私たちの住むロンドンから1時間弱のところにあるSt. Mary’sという場所のご夫婦のところに23日~26日までstayさせてもらいました。St. Mary’sはLondonよりも田舎で、本当に街灯もほとんどないようなところでした。Tubeと呼ばれるウィンタースポーツに連れていってもらったり、24日と25日には教会にいったりしました。こちらではクリスマスは本当に“家族”のためのイベントで、何か特別なことをするのではなく、家族でご飯を食べゆっくりする日といった感じでした。この4日間でもそのご夫婦の家族や友達、そして教会でたくさんの人に会う機会があり、学校に行っているだけではできない経験ができたと思います。その時に感じたことは、やっぱり日本についてもっと知っておくべきだということです。どんなことに関しても、日本はどうなの?と聞かれることが多々あり、自国の状況を知っておくことがとても大切だと思いました。現在だとやはり、原発のことについて聞かれることが多かったです。また、そのご夫婦はキリスト教にたいしてとても熱心な方たちだったので、クリスマスはただの祝日ではないという気持ちがたいへん伝わってきました。この機会がなければ、そういった宗教観にも触れることもなかったと思うので、いい経験だったかなと思います。たった4日間でしたが、またいつでもおいでよと言ってもらえるくらい、とても良くしてもらえ、楽しく充実したクリスマスでした。もしスケジュールが合うなら、ぜひ参加してほしいと思います。

 

後日スケートに連れていってもらった時