Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

ヒューロン・ユニバーシティ・カレッジ
2016年2月号 国際文化学部 N.O

〈余暇の過ごし方について〉

ヒューロン大学のカリキュラムは、龍谷大学のように前期と後期の2つのセメスターで構成されています。(現地の学生はこの他にも夏期に規定のコースを受講している人もいるようです。日本でいう夏期の集中講座のようなもの。)年によって若干の違いはあるとおもいますが、今年は、前期(Fall Semester)が 9月1日から12月22日までで、後期(Winter Semester)が1月4日から4月30日までとなっています。この前期と後期の間に約2週間の休みがあります。この間は寮も食堂も閉まるので、留学生は旅行したり、ホームステイしたりして過ごします。現地の学生は実家に帰って家族でクリスマスを過ごす人も多くいました。

私も、テストが終わってから約2週間の休みに友達のいるヨーロッパに行き、旅行しました。初めてのヨーロッパではパプニングもたくさんありましたが、日本ともカナダとも違う景色や文化などすべてが新鮮で、久しぶりに会う友達と楽しい時間を過ごせて、とても思い出に残る旅行になりました。大晦日をイタリアで過ごしたのですが、年越しの瞬間にいきなり街のあちこちで爆竹や花火があがり、本当に心臓が飛び出すくらい大きな音でとても驚きました。(年越しには除夜の鐘を静かに鳴り響く日本と大違いでした。)みんなこの期間は後期からの学校をまた頑張れるようにリフレッシュしていました。

 

〈カナダの気候について〉

とても寒いイメージのあるカナダですが、今年のカナダは例年よりとても暖かいそうです(カナダ人にとっては)。去年の冬はマイナス40度という日があったそうですが。今年は今のところマイナス20度の日が一番寒かったです。例年より暖かいと言われていますが、私にとっては日本にいた時には体験したことのない大雪や温度で、外に出ると寒さで顔や足が痛いと感じることもありました。雪で一面真っ白になっている景色は(室内から見ている分には)とても綺麗で、カナダの冬!という感じがします。また、カナダの冬で良いことは食べ物を腐らせずに保管できることです。私の寮には冷蔵庫がないため、夏には食べ物を長く置くことが出来ませんでした。しかし、防寒のために三重になっている窓を利用して、冬は窓と窓の間に食べ物を置くと何日か保ちます。その他にも、日本と比べてカナダでは、大雪の日も公共交通機関が通常通り運行しているように思います。大雪の日に遠くに出かけることがありバスが運行するか心配でしたが時間通りに運行しました。

しかし、カナダの夏は今の雪景色からは想像できないくらい暑かったです。30度を超える日もあり、毎日半ズボンの生活でした。そして秋はカナダの国旗にもなっているメープルの葉が綺麗に紅葉して過ごしやすい気候が続きます。季節によって気候も全く異なり、どの季節も綺麗でおもしろいです。

 

写真は秋と冬の大学内です。