Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

ハワイ大学マノア校
2017年9月号 国際学部 H.A

①     環境について

ハワイで生活を始めて2カ月ほど経過し、段々と環境に慣れてきました。今月は大学や街の環境についてお伝えしたいと思います。

【ハワイ大学内の環境について】

ハワイ大学に来てまず驚いたことといえば、飲食物を買えるお店がたくさんあるということです。私が現時点で知る限り、大きめの食堂が2か所(キャンパスセンターにあるCampus Center Food Courtとハミルトン図書館の横にあるParadise Palms Cafe)あるほか、Starbucks、SUBWAYやJamba Juiceなど飲料や軽食を購入できるお店もあります。いつもお昼ごろはたくさんの学生がこれらの場所を利用しているのを目にします。

 

また、キャンパスセンターにあるBook storeは基本的に教科書をレンタルしたり買ったりする場所であると同時にお買い物もできる場所でもあり、そこには文房具、お菓子、書籍、パソコンをはじめとした電子機器類やハワイ大学グッズなど多岐にわたるものが売られていて楽しいです。冷房も効いているため、授業前に中途半端に早く学校に到着してしまった時はここで時間を潰すこともあります。

そのほかには、American Savings Bankの支店やその他の銀行のATMもあり、とても便利だと思います。

大学内で最低限覚えていたらいいだろうと思う建物を簡単に以下に示そうと思います。

・Queen Lili uokalani Center for student services : 留学生はこの建物の2階にある206号室に書類提出や履修関係などの目的で立ち寄ります。

・Hamilton library : 本を借りたり勉強する目的のほか、パソコンとコピー機を利用することができます。人によっては空調が効きすぎていて寒いと感じる可能性があるため、羽織の服を用意することをお勧めします。

・Campus Center : ID(学生証)を発行する場所、Book store、フードコートやスターバックスなどがあります。

・Moore Hall : 言語関係の授業の教室やその研究をしている教授の研究室がある建物です。英語のコースであるELIの授業もたいていここで開かれています。ちなみにHamilton libraryの近くにあります。

そして、大学内の閑静な場所にJapanese Gardenと呼ばれる庭園があり、そこには石灯篭や鯉が泳ぐ池などがあって、ハワイにいるのに日本で見慣れた風景を目にすることができます。キャンパス内を歩いていると随所で鳥を見かけるのですが、野生のにわとりが歩いているのを見た時は自分が疲労でおかしくなったのかと思いました。しかし、これ以上に驚いたのは、Japanese Gardenの近くでマングースを見かけたことです。このことで、私はハワイ大学は動物が暮らせるくらい十分に緑豊かであると確信しました。

【街の環境について】

私が現在ホームステイをさせていただいているエリアは住宅街で治安は良いと感じます。

少し歩くとカフェやレストランがたくさんある通りがあるため、休日や学校帰りに友達とそこでゆっくり話すこともできます。このような住宅街の場合、基本的に静かであるので、勉強するには適した環境だと思います。しかし、例外として考えられることに、隣のお家の人が騒がしいということもあると思うので、ホームステイ先を下見しに行く時に周りのお家の雰囲気も同時に確認するか、もしホームステイを始めてからそれに気づいて、あまりにも耐え難いと感じた場合はホームステイ先を変更しても良いと思います。

ワイキキの方は観光客も多く、買い物をする場所がたくさんあり繁華なエリアですが、完全に安全かというと、実際はそうではないと考えます。なぜなら、約一ヶ月前に実際にクヒオ通りで発砲事件があったからです。事件は早朝に起こったようで白昼ではなかったものの、私もよくそのあたりのバス停を使うので、引き続き危機意識を持つことは大事だと感じさせられました。

ダウンタウンのエリアに関しては、歴史的な建造物やチャイナタウンがあり私も時々足を運ぶのですが、ここも昼間は人通りがあるものの、夜はとても危険であるとよく耳にします。昼間に歩いているときもしばしばその片鱗を垣間見ます。例えば、私はチャイナタウンでDim Sumを食べたりチャイナドレスや雑貨を見たりするためにチャイナタウンをぐるっと一周することがあるのですが、ところどころ人気がなくうす暗いところがあったり、周辺地域に大きな声をあげながら歩いている人を見かけたりします。しかし、ダウンタウンにはたくさんの魅力的なお店や文化的建築物などがあるため、行かずにはいられないと思います。そこで、この辺りを観光する際は、昼間に行き、帰りがあまり遅くならないように気を付けることをお勧めします。

 

【買い物について】

ハワイの物価は日本に比べて少し高いと感じます。例えば、chipsを買おうと思ったら平均的に3ドル前後はします。小さいサイズのものだと1ドル台や2ドルくらいで買えますが、量は多くはないです。

ハワイにはFoodland, SAFE WAY, Whole Foods Market やTimesなどのスーパーマーケットがあり、それぞれ置いている商品や値段が違うので色々とめぐってみるのも良いかもしれません。また、NIJIYA MARKET、Mitsuwa marketpalceやドン・キホーテなどのスーパーマーケットでは日本の商品がメインに扱われているため、日本の食品やいくつかの日本の化粧品(特に日本のスーパーやドラッグストアで売られているような化粧水や洗顔料)を買うことができます。

 

【ハワイのセブンイレブンについて】

ハワイにもセブンイレブンが点在しており、店内は日本と同じようなつくりとなっています。おせんべいやチョコレート菓子など、日本で売られているセブンプレミアムのお菓子のうち数種類がハワイの店舗でも入手可能です。

店内にはATMも設置されているのでとても便利だと思います。

 

②     The bus について

オアフ島での交通手段は車を所有していない場合、The Busとよばれるバスを住民の方々も使っています。The Bus にはたくさんのRoute(路線)があり、主に番号で各路線名がつけられています。番号以外にはAやCといったアルファベットの路線名もあります。それ故に、土地勘がないとRoute numberやバス停の位置を把握することが難しい場合が多々あります。その場合に有用なアプリとして、Google MapsとDaBus2をインストールすることをお勧めします。Google Mapsは目的地を入力するやそこまでの経路と利用可能な交通手段を表示してくれ、そのバスの到着時間も同時に知らせてくれるため、非常に便利です。そして、The Busの時刻表や各停留所の分布マップを見ることができるアプリであるDaBus2も役に立つと思います。なぜなら、このアプリを使うことで最寄りの停留所と最新到着時刻を知ることができるからです。

また、The Busの利用時に、いくつかの注意すべき事項があると思います。

上記でGoogle Maps の利便性に触れましたが、時々 Google Maps の検索結果に、同じ路線名で目的地とは逆方向へ行くバス停が表示されることがあり、混乱を招くことも起こりえます。このような場合は、落ち着いて、注意深く車道の車の流れを確認することが有効な手段であると考えます。そのバス停で乗車して本当に目的地の方向にバスが向かうのか確認すると安心できると思います。

そして、停留所には黄色いThe Busの看板があるのですが、そこにどのRouteのバスが停まるかを示している場合とそれに関してなんの表記もない場合があります。

もし最寄りのバス停にどの路線のバスが来るか分からない場合は、ぜひ、Google maps やDaBus2 を使ってみてください。