Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

カリフォルニア大学 デービス校
2013年2月号 理工学部 K.N

1.授業紹介

私は今Extention CenterというUCDavis内にある語学学校で英語の勉強をしています。授業は基本的に9時から1時まであります。この時間帯はライティング、グラマー、リーディングの授業になっています。また、MRCという本を読んだり、DVDをみたりできるスペースがあり、学生達はここで20時間程度過ごす事が義務づけられています。もちろん自分が望めば何時間でも過ごす事ができます。TOEFL対策の教材等もあり、どの学生も自分に必要な勉強をしています。私は最近は、DVDをみたりCD付きの教材等に取り組んでいます。午後は選択授業があります。私の場合は、月曜日、水曜日、金曜日にコミュニケーションスキルという授業、火曜日、木曜日にイディオムの授業を受けています。コミュニケーションスキルの授業では、会話の仕方について勉強しています。会話の一番難しいポイントは会話を続ける事で、会話中のリアクションや会話の盛り上げ方等、実際に役に立つスキルを学んでいます。イディオムのクラスでは、実際にネイティブが使うイディオムについて勉強しています。イディオムを理解する事は非常に重要だと考えています。例えば簡単な単語の組み合わせでも、自分の思う意味とは全然違う意味を成したりするからです。たまにネイティブと喋っているときにイディオムが聞こえて、それを理解出来たときには、この授業を受けて良かったと感じます。どの授業も宿題がでるので、放課後も勉強をしている学生がよく見られます。

 

2.余暇の過ごし方

自分の趣味であるスケートボードや絵を描いたりをして休日を過ごしています。デービスにはスケートパークがあるので、そこにいったり、隣町のウッドランドやサクラメントで滑ったりもしています。趣味に時間を費やすのはもちろんですが、最近は休日があれば日本人以外と出かけたりする事を意識しています。例えば、ルームメイトがアメリカ人なので、映画を見に行ったり、一緒に犬の散歩にいったりするようにしています。Extention Center は語学学校なのでもちろんアメリカ人がいません。なので、休日に自分が学校で学んだ英語を試す良いチャンスになると考えています。発音が良くないともちろん通じないので、自分のためになりますし、休日を存分に楽しむ事もできるので、これは皆さんにもおすすめしたいです。また、家にいる時は常にラジオをつけています。英語がひたすら聞こえてくるので、集中して聞いていなくても自分のリスニング力のためになると考えています。もちろん集中して聞く時間も作っていますが。また、週末になれば誰かの家でパーティーがあります。色んな人の繋がりで、色んな人が来ます。英語を喋る絶好のチャンスと考えているので、よく参加しています。

 

3. Extention Centerについて

Extension Center に来て感じたのは本当に日本人が多いということです。関西の大学からプログラムで来ている学生が非常に多く、最近になって関東からも多くの学生が来ました。休憩時間になれば日本人で溢れかえり、日本語ばかりが聞こえてきます。私はこれが受け入れられません。もちろん、留学の目的は人それぞれなので、アメリカという土地でどう時間を過ごそうが彼らの自由ですが、私にはもったいないとしか感じられません。ほとんどの時間を日本人同士で過ごし、日本語を喋る。せっかくアメリカまで来たのだから、他国の学生とコミュニケーションを取るほうが有意義だと私は考えています。もちろん私にも日本人の友達がいますが、ずっと一緒にいるような事はありません。私はExtention Centerにいる時間はほとんど英語しか話さないように外国の学生と過ごしています。日常会話の中から思わぬカルチャーショックを発見できたりして、とても充実した時間となっています。来学期にDavisに来る龍谷大学の学生には、周りに流されずに、自分が何を学びたくて来たのかを忘れずに、本当の意味で充実した留学にして欲しいと思います。