Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

カリフォルニア州立大学 ノースリッジ校
2010年11月号 国際文化学部 M.K

①試験のこと

試験は受講するクラスによって異なりますが、ほとんどの場合、midterm test とfinal test があります。言語の授業であれば、2週間に1度くらいのペースで確認のテストがあると思います。私はフランス語の授業を受講しています。私のクラスでは、確認の小テストが25%、midterm test 、final test が25%ずつで、出席率、宿題が残りの25%となります。 しかし、midterm、finalといっても、ほとんど小テストと同じような形式でした。コミュニケーションの授業では、1semester に4回の試験と、3回レポートの提出がありました。ここでは、試験が選択式の問題であれば、自分で解答用紙を準備する必要があります。また、ほとんどすべてのクラスにextra creditというものがあります。これは必ずしなければならないものということではなく、基本的な提出物、テストとは異なります。成績を上げるためや、勉強のために、宿題とは別の問題を解いて提出したり、レポートを書いたりします。しかし毎日のように宿題が出るので、これをする生徒は少ないように思います。全員の前でパフォーマンスをするということが、最後の課題というクラスもあります。私が受講している日本語のクラスでは、日本語で3分間のビデオを作るという課題が出ました。また、コミュニケーションのクラスでは自分のアイデンティティーについてパフォーマンスするということでした。日本の大学でパフォーマンスをしたという経験はなく、これが1番難しいように思いますが、しかしいい経験にもなると思います。

②治安、危険を感じたこと、トラブル等について

大学のキャンパス内は基本的に安全だと思います。大学の図書館はが夜11時まで開いています。夜のクラスもあるので、夜人影がないということはありません。また、特に夜は警察がキャンパス内を見回りしているのをよく見かけます。しかしやはり日本とは違うということを理解しておく必要はあると思います。日本では夜中に1人で出かけることがよくありますが、私はここでは夜9時以降1人で出かけないことを心がけています。特に女の子は昼、晩関係なく、声をかけられるということは必ずあると思います。ここで大切なことは、怖がらないこと。そして自分の意思を明確にすることだと思います。嫌なことは嫌だとはっきりと言うことが大切だと思います。私は2度ほど危険だと感じたことがあります。1度目は来てすぐのことでしたので、どうしていいかもわからず、1時間ほど不快な思いをしました。2度目は夜のことでしたので、すぐに危険を感じて知り合いに電話しました。それ以降、友達に薦められて夜はペッパースプレーを持ち歩いています。何かが起こる前に、こういう時どうするか、誰に連絡がとれるかなど確認しておくことは大切だと思います。

 

③thanks giving と black fridayについて

アメリカでは毎年11月の第四木曜日にthanks giving という祝日があります。この日はたいていのアメリカ人が家族と一緒に過ごします。家でターキー(七面鳥)をはじめ、多くの料理を作ります。寮にいる学生や1人暮らしをしているほとんどのアメリカ人の学生はこの日に実家に帰ります。またスーパーやレストランなど多くの店は閉まっています。私はこの日、international や exchange の学生と一緒に私の家でパーティーをしました。アメリカ人にとっては家族と過ごす大切な祝日ですが、家族がここにいない私たちにとってはどうしていいかわからない休日だと思います。この日までに多くのアメリカ人以外の学生とも出会って、一緒にこの休日を過ごすことをお勧めします。thanks givingの次の日はblack fridayといって、多くの店がセールをする日です。thanks givingの後、午前0時から始まります。コンピューターやテレビなどが欲しい人は前日の夕方から店の前で列をつくるようです。電化製品は特に半額になったり、70パーセントオフになったりと、かなり低価格で買えるようです。私はblack fridayの日のお昼頃にノースリッジの近くのモールに行きました。昼ごろに電化製品などが売れ残っているということはありませんが、服なども安く手に入るので、お買いもの好きの人はこの日に出かけることをお勧めします!