Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

カルガリー大学
2016年9月号 国際学部 M.B

【オリエンテーションについて】

96日から9日までの約一週間はOrientation Weekとよばれさまざまなイベントがありました。オリエンテーションには新入生向けのものと、交換留学生向けのものがあり、これらのオリエンテーションに参加するためには事前にウェブでの登録が必要です。新入生向けのオリエンテーションは登録時に自分のこれから受ける授業(専攻)などを選ぶと自動的にグループが割り振られ、一週間のスケジュールが表示される仕組みになっていました。このオリエンテーションは交換留学生の私たちは必ず参加しなければならないというものではありませんでしたが、同じ授業をとっている友達に会えるとてもいい機会なのでぜひ参加することをお勧めします。わたしはここで出会った友達と一緒に授業を受けたり、ご飯に行ったりしています。オリエンテーションでは大学生活にまつわる演劇や、キャンパスツアー、今後の目標やそれを実現するためにどうすればいいか話し合う授業のようなものもありました。オリエンテーションでは自分の専攻や留学の目的を聞かれることがよくあったのである程度英語で説明できるようにしておいてよかったなと思いました。

Orientation Week最終日の9日は交換留学生向けのオリエンテーションがありました。これからカルガリーで過ごすための寒さ対策についての知識や、留学生向けのサポートの説明などがありました。


 

 

 

 

 

 

【初めの一カ月の過ごし方】

わたしはこれが初めての留学なので正直かなり不安でした。英語力だけでなくホームシックのことや安全面などいろんなことを気にしていましたが、こちらに来てから毎日本当に充実していてカルガリーでの生活を楽しんでいます。初めの一カ月が充実するとこれからの留学生活がより有意義なものになると思うので、わたしが一カ月過ごしてみて感じたことを紹介したいと思います。

まず、わたしが充実した毎日を送ることができているのはさまざまなイベントやサークルに積極的に参加し友人ができたことです。最初の一週間は主にルームメイトとその友人や、オリエンテーションで出会った友人と買い物に行ったりご飯を一緒に作ったり、毎晩パーティーをして楽しみました。Orientation Weekが終わると今度はClub Weekという日本の大学でいうサークル勧誘のようなイベントが約1週間開催され、わたしはJCC(Japanese Conversation and Club)というサークルに入りました。JCCには日本からの留学生、日本語を勉強中のカルガリー大学の学生だけでなく、結婚されて日本からカルガリーに引っ越して来られた方やカナダ生まれカナダ育ちの社会人まで想像以上に幅広いメンバーが集うサークルです。毎週水曜日に2時間ほどの活動があり、そこでは日本語で話す時間と英語で話す時間が決まっていて、先週はカナダと日本の都市というテーマでミニゲームや談話を楽しみました。このサークルでたくさん友達ができ、週末にバンフに連れて行ってもらったりダウンタウンを案内してもらったりと毎日楽しく過ごしています。最初の一カ月はわたしたちが大学になじめるようにさまざまなイベントが開催されるので友達を作る機会も多くこちらの生活を楽しむことができました。

反対にわたしがこの一カ月で唯一悩んだのが時差ボケです。当日予定の飛行機が欠航になってしまい、振り替えの便が翌々日の日本時間深夜1時に出発だったため、飛行機では疲れて寝てしまい、カナダに着いたらまた夜。案の定着いた日の夜はほとんど眠れず、最初の一週間は体が完全に日本時間で本当にしんどかったです。時差ボケ対策は日本にいるうちから時計をカナダ時間に合わせたり、到着の時間に合わせて飛行機の中での過ごし方を考えるなどもっと対策できる部分があると思うので、これから行かれる方は対策してから行くことをお勧めします。

英語力についてですが、話の内容はわかっても話せないことが多く悔しい思いをしています。初日に、ルームメイトの友人たち8人(カナダ人4人、イギリス人2人、ドイツ人1人、わたし)で寿司屋に行ったのですが、英語ネイティブ同士の輪に入ると聞き取るので精一杯でほとんど発言できませんでした。授業も難しく定期的にあるレポートやクイズに苦戦していますが、周りの友達に支えられて頑張っています。これからどう成長できるか楽しみです。