Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

カルガリー大学
2013年2月号 国際文化学部 S.N

<授業紹介②>

現在FALL TERMと同じように3つ授業を受講していて、その内訳はEAST333、SOCI325、そしてCOMS201です。今日はその中でもSOCI325について書いていきます。この授業は前回受講していた社会学コースの発展コースになります。普段授業は主にスライドショー形式で行われて、レクチャーしかありません。また受講者も300レベルのクラスではあるものの非常に多く大教室が1つ埋まるくらいです。この授業の授業内容は主に「逸脱者」について扱っていきます。そういった人々はどのようにレッテルを張られ、また何がそういった行動を起こさせるのかについて様々なセオリーを使ってクリティカルに進んで行きます。評価内容はmid-term examが2つとfinal examそしてvideo presentationから構成されます。video presentationはグループで行い、僕は現在自分も含めて3人友達と受講しているのでどうにか出来そうです。現段階では授業としてやってる内容としては興味深いのですが、かなりリーディングの量が多いのが特にテスト前になると辛いです。テストはmid-termは選択問題で構成されるので当然トリッキーな問題も出てくるのでレクチャーの内容だけでなく、教科書の内容も理解しておく必要があります。

 

<余暇の過ごし方>

winter termは基本的に授業が午前中に終了するので、それからは日本的に自由時間ということになります。僕は勉強するときは夜からのほうが集中しやすいので7時とか8時くらいから始めます。それまでの時間は昼寝をして普段の疲れを取ったり、ネットサーフィンをして自由に過ごしています。また最近はスカッシュにはまっているので、よく友達と行ったりしています。カルガリー大学の学生であればラケットのレンタル以外は無料でできるので、ぜひ来た際は試してみてください。こちらに来てから6か月ほど経ちますが、授業など慣れてはきていますが、やはりかなりの集中力と神経を使うのでどうしても疲れてしまうので、しっかりと休息を取って自分の中でしっかりとオンとオフをつけることは大切と思います。そして休日や週末は夜くらいから友達とお酒を飲んだり、たまにご飯を食べに行きます。ただやはりfall termに比べると人数も減り、一番のムードメーカーがいなくなってしまったのでパーティーというよりかはむしろみんな喋りながらおとなしくお酒を飲むだけになっています。この前の休日は6,7人くらいでオリンピックパークというところまでスノーボードをしに行きました。そこは30年ほど前のオリンピックで使われたところで、大学からバスで行くことができ、用具のレンタル、リフトも含めて休日65ドルでスノーボードやスキーができるのでお勧めです。

 

<リーディングウィークについて>

今回のリーディングウィークは前回とは違い約一週間ありました。ちょうど龍谷大学から友達が来ていたので一緒にイエローナイフまで3泊4日でオーロラ鑑賞しに行きました。さっそく行く前からトラブル発生で友達のだけ航空券が出ないというハプニングがあり、なんとかその場を切り抜けどうにかなったものの幸先が思いやられました。そして到着して、僕たちはツアーに申し込んでいたのですが、基本的には夜のイエローナイフ出発まではやることがありません。なのでダウンタウンを散策したりしていたのですが、すごく小さい町なので1時間もあればすべて回ることは可能です。そして待ちに待ったオーロラ鑑賞は1,2日目と悪天候のため見れませんでした。2日目は午後から市内観光に申し込んでいたので、バスでイエローナイフの議事堂に行ったり、琵琶湖の約46倍あるという湖に行ったりしました。その湖はすべて凍っていて物の輸送などに主に使われているそうです。まずイエローナイフの町自体永久凍土で、今はそんなことないですが、以前は家を建てるのが大変だったらしいです。そしてついに運命の3日目、心躍らせて鑑賞に備えバスでオーロラビレッジまで行きました。最初は曇っていたのですが少しずつ、月や星が見えるようになってきて時間を延長してまでその時を待っていました。が、見れませんでした。本来は97%ほどの確率で見れるらしいのですが、まさかの3%に入ってしまいました。一番可能性のある場所なのに見れず、さらに追い打ちをかけるかのように僕たちが去った次の日にレベル5のオーロラが見れたらしいです。なのである意味今回のリーディングウィークは一生忘れられない思い出となりました。