Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

カルガリー大学
2012年2月号 文学部 M.H

〈授業紹介2(Geologyについて)〉

今学期は、カナダのことについて知りたかったのでCanadian Studies201、先学期受けた考古学のアドバンストコースとなるArchaeology305、そしてGeology307の3科目を受講しており、主にGeologyについて紹介していきたいと思います。

このクラスは、週三回月・水・金の13:00~13:50に授業が行われ、講義は全てスライドを用いたものとなっています。そのため、多くの学生はパソコンをもちこみ、ノートをとっています。評価は、2回の中間試験と1回の期末試験からおこなわれますが、2月3日に行われた最初の中間試験は、全てマーク式33問となっており、同じ時間と場所で行われました。ここまでは普通の授業のように見えますが、私にとって、この授業には大きな落とし穴がありました。それは、教授が、現地の学生でさえ聞き取れないような強い訛りをもっていたことです。また、彼自身は、ユーモアたっぷりの授業を展開してくれるのですが、なにしろ大人数のクラスということもあり、1人1人に十分目を配る余裕がないのが現状です。今回この授業を取ったことで、日本と同様に、やはり教授が違えば、クラスの雰囲気も全く違うということを実感しましたし、授業の内容とは関係のない思わぬ点で、授業選びが重要になってくるということを経験しました。

(写真は、Science Theatreで行われているGeologyのクラス風景です)

〈余暇の過ごし方について〉

ここでは、平日どのように過ごしているかについて、書いていきます。私は、基本的に前期も後期も、月曜日から金曜日まで何かしら授業があるので、一日自分の部屋に閉じこもっているということは、ほとんどありません。普段は、朝少し早めに起きて、授業まで勉強し、授業に行って、休み時間は友達とラウンジで話したり、図書館で過ごしたりし、時にはオフィスアワーを利用したりもしています。午後は、いったん寮に戻って昼寝をして休憩をとったり、早めに晩御飯をすませて図書館に行って夜中まで勉強する、あるいは無料で利用できるジムやスケートに行くなどしています。絶え間なく続く中間試験やリーディングに追われる日々ですが、だんだんと英語や現地の環境に慣れてくるため、自分の時間も作れるようになってきた気がします。また後期になって友達もさらに増え、校内で友達と会うことも多々あり、とても嬉しく感じます。実際自分自身気づいていなくても、ストレスを背負っていることは多く、友達の存在が、精神的・肉体的にも支えになりますし、お互いが切磋琢磨しあうことができるので、ここでの生活が後2カ月余りとなった今、より充実した毎日を過ごすためにも、自由な時間を友達と過ごせることが何よりの喜びとなっています。

(上2つの写真は、校内のいたるところにあるラウンジの一部です。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(下2つの写真は、左:ラーメン屋さん、右:エドモントンモール内のプールにて撮ったものです。)

 

〈リーディングウィークについて〉

2月19日~26日までリーディングウィークと呼ばれ、学校が休みになる期間がありました。そこで、ここでは、私が休み中にしたことを少し紹介していきます。まず1泊2日で、友達とエドモントンに小旅行に行ってきました。目的は、以前ギネスに載ったほどの巨大なモール、エドモントンモールに行くことでした。そこでは、ショッピングができる他、モールの中にスケートリンク、遊園地、ウォーターパークなどが存在しており、とても楽しい時間を過ごすことができました。また、日本語のクラスで出会った友達と一緒に、ラーメンを食べにも行きました。ここで日本食の店と言えば、基本的にお寿司とラーメンがあげられますが、どちらもとてもおいしく、日本の味とほとんど相違ないのではないかと思われます。他にも、友達の誕生日パーティーに参加したり、買い物に行ったりと、毎日があっという間に過ぎていきました。この休み中に驚いたことと言えば、たいていの学生がこの休みを勉強のためにも有効利用しているということでした。図書館も普段通りに開いていましたし、実際私も友達と勉強するという時間を少なからず持ったので、予習・復習・テスト勉強をする良い機会としての役割も果たした休暇となったように思います。