Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

カルガリー大学
2011年9月号 文学部 M.H

〈オリエンテーションについて〉

9月5日の入寮日から1週間はオリエンテーションウィークと名付けられ、今期からカルガリー大学に通う人を対象とした、フリーバーベキュー・映画・フットボールゲーム・寮対抗の騎馬戦・IKEA Madnessと題した買い物などが行われました。その中で、留学生向けとしては、カルガリー大学の国際部であるCISSAのオリエンテーションがあり、私は3回あったうち9月8日に参加しました。まず初めにCISSAの職員と学生ボランティアの紹介があった後、参加者が自己紹介をするという形で始まりました。カナダの公用語が英語とフランス語のためか、フランス人が多く、工学や生物学など理系の専攻の人が多数を占めていたのでとても驚きました。また、私はオープンスタディーでどんな授業もとることができますが、自分の興味のある分野が何かをきちんと説明できるようにしておく必要があるなと思いました。その後、カルガリーの地理・気候の紹介・冬支度についての話・行動に伴う責任の説明・VISAや労働に関する説明・銀行口座の開設の仕方・今期から利用が始まったTaylor Family Degital Libraryの案内などが、コーヒーブレイクやお昼休みをはさみながら、約7時間かけて行われました。その日のお昼ご飯は、オリエンテーションでもらった10ドルのクーポンで、初めて学食を利用しました。(写真は、CISSA・本屋・学生食堂などがあるMacEwan Student Centreです。)

〈環境について〉

ここでは、主に「食」に関して紹介したいと思います。なぜなら、こちらに来て驚いたことの1つに、料理はおいしいけれど割高であるということがあげられるからです。キャンパス内には、Tim HortonsやStarbucks Coffeeなどの有名なカフェをはじめとして、サンドイッチ・韓国風BBQ・ピザ・カレー・お寿司・タイ料理・中華料理・神戸ビーフなど各国の料理を取り扱うお店が点在しています。中でも、Tim Hortonsはお昼時になると長蛇の列ができることで有名です。1回の食事では、約5~8$かかり、大きさはそれほど巨大ではありません。そのため、私は留学当初、Meal Planというあらかじめ学生証に一定金額ををチャージしておいて使う食事プランのみで生活するつもりでしたが、今では住んでいるキャンパス内のCascadeという寮で自炊もするようになりました。そうすることで、ルームメイト(写真/真ん中:オーストラリア人、両脇2人:フランス人)と過ごす時間も必然的に増え、今では時々交互に各国の料理をふるまったりするなど、異文化交流を楽しむこともできています。また、キャンパスの近くには、Co-opやSafewayといったスーパーがあるので、比較的簡単に食材を手に入れられます。もちろん食材には、英語とフランス語の2カ国表記がされています。(写真は、ディナーに親子丼をふるまった時のものです。)

〈ショッピングについて〉

主に授業が始まるまでの1週間は、足りない日用品等をそろえることに奔走することと思います。そこで、ここでは私がこの3週間程度で訪れたキャンパス外のショッピングエリアについて紹介します。カルガリーにはMarket Mall(キャンパスの近く)・TD Square(ダウンタウン内)・Chinook Centre(South West地区内)という、日本と同様で様々な衣料品店とフードコートが一体となった3大モールが存在します。また、Sunnyside地区やダウンタウンにも様々なお店が立ち並んでおり、歩いて回ることもできます。さらに、まだ行ったことはありませんが、T&Tというアジア食品のお店や、アウトレット・古着専門店もあるということです。支払いは、高額にならない限り現金ですることにしていますが、100$札まで存在するカナダの紙幣のうち、一般的に使われているお札の最高金額は20$札のようです。また、カード類もほとんどのお店で使うことができますが、たまにIDの提示を求められることがあります。主な移動手段にはC-trainという電車と市バスがあげられますが、そのどちらもがUpassを提示すれば、無料で利用することができるので、とても便利です。買い物に行くことで、支払い方法やサイズの違いなどを知ることができ、現地の実生活の1部に触れられるので、とても新鮮に感じます。(写真/左:Chinook Centre前、右:キャンパス近くのSafeway内)