Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

カルガリー大学
2013年10月号 経済学部 Y.Y

<カルガリーの環境について>

大学内の施設・寮・図書館内は24時間常に空調管理されていて、建物内で寒さを感じることはまずありません。ガラス張りで斬新なデザインの大学唯一の図書館は、常に人で混雑しています。1,2階は飲食可能で、カフェもあります。またコピー機も多数各フロアに設置されています。図書館のWiFi環境が良いので、足繁く図書館に通っています。次に寮ですが、僕の寮はCascade Hallという寮で、綺麗さ・寮費の面からみると、上から二つ目のランクの寮です。4人シェアが基本で、主に一年生寮です。また一番パーティが盛んな寮としても知られています。一人に与えられる部屋の大きさは広くもなく、狭くもなくといった感じですが、クローゼットが大きく、スーツケース2つを余裕で収納できるほどです。この寮の欠点をあえてあげるならば、「トイレ・風呂の狭さと地下通路がない」といったところでしょうか。このように各寮それぞれに長所・短所があるため予め調べておくことをお勧めします。次に大学内の施設ですが、非常に充実しています。カルガリー大学の生徒であれば無料で使えるジムをはじめ、充実のラインナップのフードコートや、ティム・ホートン(カナダで人気のコーヒーショップ)にいたっては校内に4つ、スターバックスも3つあります。散髪屋、書店、花屋、クラブ、バー、シネマ、薬局など、挙げていけばきりがないほどです。

カルガリーのダウンタウンは大学から比較的近く、電車移動になります。今年6月に起こった前代未聞の大洪水によって街は、ほぼ冠水したそうですが、僕が8月末に初めてダウンタウンに足を踏み入れた時は、災害の形跡などは微塵も感じられないほどに復興していました。自然と都会の雰囲気が見事に融合しているダウンタウンだと思います。

<日本から持ってよかったと思うもの>

①    クレジットカードの予備

・・・交換留学中に、最低一回は起こるであろうアクシデントの一つにクレジットカードが突然使えなくなることが挙げられます。予備のカードがあるのとないのでは、安心感も全く違いますし、万が一このトラブルが発生した場合に、即座に対処できます。僕の場合は、前期の寮代を払った後、カードが上限額に達して使えなくなり、カードを通す機械には「DECLINED」と表示されました。後補足ですが、クレジットカードの裏面にプラスマークがついているカードは、学校や街に備え付けられているATMで現金引き出しが可能でとても便利なので、そちらを是非おすすめします。

②     上下のヒートテック

・・・カナダの冬はバンクーバーを除いて、とてつもなく寒いです。-30℃まで下がり、街でオーロラ鑑賞ができるほど冬は気温がどっと下がります。カルガリーの長い冬を乗り切るための最初のステップが、ヒートテックです。渡航前に、ユニクロで上下を買っておくべきです。

③     英語教材の本

・・・現地の大学の授業を受けるために、必要なスキルである語彙力やリスニング力などは、渡航前にある程度力をつけておくことをお勧めします。基礎ができていないと、おそらくこちらの大学の授業に遅れをとることになるでしょう。弱点補強するために、英語の教材本を何冊か持ってくると良いと思います。僕の場合、英語の参考書を5、6冊もってきましたがどれも本当に役に立っています。日本の参考書のように解説が丁寧に書かれていたり、CDが付属でついている本はこちらではレアです。