Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

米国仏教大学院
2016年3月号 文学部 Y.H

〈余暇の過ごし方について〉

私が留学しているIBSでは短期休暇(Short Break)と長期休暇(Long Break)の二つのタイプの余暇時間があります。短期休暇は学期の中間に位置しており、期間は一週間です。基本的に講義はまったくありませんので、前学期に私はニューヨークに行ってきました。また友人はこの期間に課題読書を済ましたり、期末レポートを片付けたりしておりました。このように、短期休暇の過ごし方は自由です。講義によっては休暇中にレポート課題やプレゼンテーションの準備を課することもあります。

一方で、長期休暇は学期の間にあり、期間はおよそ1ヶ月間です。私は12月から1月の間に日本に一時帰国し、修士論文に関する論文を集めたりしました。龍谷大学では講義期間でしたので、ゼミにも参加しておりました。長期休暇中に留学先に残ることも可能ですが、他の生徒は基本的に実家に帰るか、長期旅行をしますので、寮は誰もいない状態だと思います。よって、旅行をしたり、日本に一時帰国したりすることが選択肢としてあると思います。

さらに週末も講義はありませんので、寮でのんびりと過ごしたり、図書館で勉強したり、近くのサンフランシスコに出かけるといったことをしております。大学院ですので、学生の自主性が重んじられます。貴重な留学体験ですので、有意義に過ごせるかどうかは自分次第だと思います。

〈テクノ・ブッダについて〉

今月は留学先のIBSで開催されたテクノ・ブッダ(Techno Buddha)についてご紹介したいと思います。IBSでは20代から40代の浄土真宗門徒の集まりがあります。アメリカ各地から集まり、今回は40人ほど集まりました。期間は3日間で、衣食住を共にし、仏教、浄土真宗の教えについてセミナー形式で学びました。プログラムとしては、日中はお経や教義について勉強し、その後は夜遅くまで楽しく過ごしました。

私も執行委員の中に参加して、浄土真宗の教義について英語で30分ほど紹介する機会を三回いただきました。正直大変疲れましたが、日本では聞かれないような素朴な質問がたくさんあり、私自身にとっても刺激的な時間となりました。また参加者のほとんどは日系アメリカ人の方ですが、中には白人のアメリカ人の方もたくさん参加しており、アメリカにおける浄土真宗も少しずつ変化していることが印象的でした。私は去年も参加しており、実質今回は二回目でしたが、人脈をつくるいい機会となりました。写真はその時のものです。