Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

米国仏教大学院
2015年3月号 文学部 N.D

①余暇の過ごし方

三月はreading weekという休暇がありました。その名の通り、学期末のFinal paperに備えて課題図書を読む時間でもあり、一週間というまとまった休みがもらえる週でもあります。私はこの機会に”Techno Buddha”という北米仏教団(Buddhist Church of America)のイベントに参加させていただきました。この企画は長年続いており、全国各地のお寺のメンバーが集まって親睦を深めながらWork Shopなどで仏教、真宗を学ぶというものでした。西海岸だけでなく、東海岸からも何人か参加しており、ディスカッションやディベート、特別講義等を含め非常に密度の濃い時間を過ごすことが出来ました。また、後期セメスターからは土曜隔週の勉強会に参加さていただけることになり、充実した余暇を過ごすことが出来ています。また、余暇の合間を縫って友達とサンフランシスコに出かけたり、飲みに出かけたりなど生活と勉強にメリハリを付けることを意識して余暇を過ごしています。授業も残り二か月ですが、リズムをなるべく崩さないように少しずつFinal paperに向けて準備をしていこうと思っています。

 

Techno Buddha Conference Chanting

 

②仏教会での行事について

今回はお世話になっている浄土真宗バークレー仏教会について執筆しようかと思います。こちらのお寺では毎週日曜日にサンデーサービスという形で日曜学校のようなものが行われており、出来る限り参加させて頂いて居ます。通常時は8時半から正信偈のお勤めがあり、9時半から子供を対象としたダルマスクール(日曜学校)があります。その中で開教師の先生が法話をしたり、皆で歌を合唱したり、メンバーの一人がプレゼンテーションや企画を立ち上げたり等、日本のお寺とは全く色が違います。このように開教師の先生とメンバーで作り上げるのがアメリカのお寺の魅力かと思います。お寺によりけりなのかもしれませんが、バークレー仏教会は毎週、初めてお寺にお参りに来られる方が一人はおられます。これも、こういった開教師の先生とメンバーの方々が作り上げる環境があるからだと思います。また、年間の行事としては、盆踊り大会、バザー等まだ体験はしていないのですが外に開かれているお寺がこちらの大きな魅力のように感じます。こちらに滞在できる時間も残り少ないですが、お寺の行事に積極的に参加していきたいです。

 

Techno Buddha Conference