Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

プエブラ栄誉州立自治大学
2018年10月号 法学部 R.F

授業紹介

私は言語学部に所属していて、学部の授業が2つ、大学の語学学校の授業を1つとっています。龍谷大学とは違い、1つの授業が週に何回もあるので、私の場合、週に8コマ授業があることになります。さらに、授業によって、授業時間の長さが違います。 大学の語学学校の授業はおもに、留学生のために用意されています。学期が始まる前にインターネット上で行われる試験を受け、その結果でクラスが分けられます。そのため、自分のレベルにあった授業をとることができます。さらに、語学学校は基本的に有料のようですが、留学生は無料で授業を受けることができます。私の場合、月、水、金曜日の朝9時から11時までが授業時間となっています。ここでは、ほかの国から来た留学生も一緒に授業を受けるので、友達を作るのによい機会になると思います。この授業の注意点としては、言語学部とは全く違う場所に教室があるという事です。語学学校はCiudad Universitaria地区にあり、言語学部からはバスで30分ほどかかます。なお、ほかの学部の多くはこのCiudad Universitaria地区にあります。 言語学部はおもに、スペイン語や英語、フランス語などの先生になりたい学生のための学部です。そのため言語学部のスペイン語の文法の授業は、日本で勉強したような内容とは全く異なっています。私はGramática1とEspañol de Méxicoという授業をとっています。Gramática1はスペイン語の文法の授業ですが、スペイン語の単語を形態学的に分析したり、アクセントの法則をより詳しく学んだりしています。この授業は火曜日と木曜日の朝9時から10時30分までです。Español de Méxicoは言語の種類を学び、その後スペイン語の形成過程から、各国のスペイン語の違いなどを学生が先生になってプレゼンします。もちろん留学生もスペイン語でパワーポイントを作り、スペイン語で発表しなければならないので、難易度は少し高めだと感じました。そのため、メキシコ人のCompañeroと授業を受けることをお勧めします。授業時間は月曜、水曜、金曜日の1時から2時です。なお、これらの授業は同じ名前でも時間や先生が違うものが存在しているので注意が必要です。

 

メキシコの日本食について

メキシコと日本の食文化は前回のレポートで紹介したように、全く異なっています。ですが、日本食ブームの波はメキシコにも来ているため、日本食レストランはたくさんあります。普通のレストランからショッピングセンターのフードコートまで、日本食を扱うお店は多いです。しかしほとんどのメキシコの日本食の味は、メキシコ人の口に合うように作られており、日本のものとは異なっています。そして、価格は高めです。メキシコでの一般的な食事に比べ、倍くらいの値段設定になっているように感じます。 日本食の中で最もメジャーなのが寿司です。しかし、メキシコの寿司は日本のものとはだいぶ違っています。なぜならメインは巻き寿司で、クリームチーズやフルーツなどが入っています。日本人にとっては理解しがたいですが、メキシコ人にとっては普通のようです。生魚の握りもありますが、メキシコには生魚を食べる文化がないので、メキシコ人にとっては理解しがたいようです。それにプエブラは海から遠いこともあり、新鮮な生魚かどうかわからないため、寿司を食べるときには注意が必要です。私はメキシコにきて寿司を食べ、お腹を壊しました。 プエブラ市内で日本食のための食材を手に入れるのはそんなに難しいことではないです。大きなスーパーや高級品を取り扱うスーパーに行けば簡単に見つけることができます。しかし、レストランの料理と一緒で価格はとても高めです。インスタント味噌汁が3回分で350円くらいなので、日本に比べたらとても高いですね。