Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

ワルシャワ経済大学
2018年11月号 国際学部 M.T

授業紹介

私は一週間に8つの授業を取っています。ビジネス関係の授業とポーランド人の学生が取る英語の授業を主に取っています。2つの授業をピックアップして紹介します。

1つはGeneral Proficient Englishという授業です。この授業は約二時間半あり、ポーランド人の先生が英語を教えてくれます。内容は、ネイティヴの英語話者が使うイディオムの宿題が毎週出されて、その宿題の解説とスピーキング、ライティング、リスニング、また単語の正しい発音を勉強します。英語を使うことを重要視している授業なので、私はこの授業はとって良かったと思う授業です。ポーランドはアメリカ英語もイギリス英語も教えてくれます。

2つ目は、Service quality Managementです。この授業はケーススタディーズをします。1つの会社を取り上げて、1グループ7人ほどでそれぞれ役職を持ち、その会社が行なっているサービスや組織と顧客との間で生まれている問題について研究していきます。専門的なので難しいですが、興味深くて面白いです。例えば、どのようなサービスがどのくらい必要かを五段階評価でつけて、みんなで比較します。国によってお店のスタッフに期待するサービスが異なるので、授業の中でも文化の違いを感じることが楽しいです。1つの議題について、みんなで話し合うので英語を話す機会は多い授業だと思います。私がとっている授業は留学生がたくさんいるので、いろんな国の友達に出会えます。

 

チェコ旅行について

11月の末にチェコへ旅行に行きました。チェコはポーランドと隣接している国なので、バスで行くことができます。私は、友達と金曜日の夜行バスに乗ってチェコへ向かいました。ポーランドのワルシャワからチェコのプラハは、直行便で約10時間ほどです。バスに乗って寝ているだけで国境を超えて違う国に入れるなんて、大陸の国ならではなので貴重な体験でした。

プラハはワルシャワと少し似ていますが、違うところもたくさんあって楽しかったです。プラハで有名なカレル橋や聖ヴィート大聖堂、ストラホフ修道院などに訪れると、全ての建物が綺麗に残されていて、とても感動しました。チェコは建築の国などと言われていますが、確かに建物細部まで美しく造られていて、旧市街広場に建っている時計塔からみた景色は強く印象に残っています。

プラハにはたくさんの観光客がいて、日本人もたくさんいました。ワルシャワの観光地ではあまり日本人を見かけませんが、プラハのどこの観光地に行っても日本語が聞こえたり、日本語表記の場所があったり、チェコは日本人にも人気の場所だと思いました。また、チェコもポーランドとあまり変わらない物価なので、お手軽旅行でした。滞在できる時間は二日しかなかったので、全部周ることはできませんでしたが、とても素敵な旅行になりました。

『ストラホフ修道院』   『時計塔からの旧市街広場』   『カレル橋』