Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

ワルシャワ経済大学
2017年5月号 国際学部 M.K

カルチャーショックについて

 

ポーランドに来て一番苦しんだ点はやはりカルチャーショックです。日本と全てが違いすぎていて、それに慣れる前の初期の頃はすごくイライラしていました。

まず一番に日本と全く違う点は、現地の人の接し方です。日本人のように全く謙虚ではなくまた礼儀正しくもありません。全ての人ではないですが店員さんはいつも真顔もしくはやる気のない態度で接してきます。東ヨーロッパは国柄的にあまり笑わない人が多いと感じますし、怒っているように見えてとてもこちらが落ち着きません。それとフレンドリーな人も少なく、自分の思っていた“欧米人”からかけ離れていました。無理して笑顔を作ったり丁寧に接したところで賃金が西ヨーロッパのように良くないためみんな最低限のエネルギーで働いているようです。

そして、日本のように清潔感がないところも衝撃を受けました。周りを気遣って清潔に保とうと思う気持ちはこちらの人には日本人のようにありません。毎回トイレやキッチンに向かう時億劫になることもあります。他人のことを考える人は少なく、自分勝手だなと思う時は何度かあります。

カルチャーショックによって、最初は日本が恋しくなりますし、何もかも日本が優れているという感覚になります。しかしだんだんこの文化に慣れていけばこっちの文化も素晴らしいと思える時がいつかは来ます!

 

 

自由テーマ —ポーランドのカフェ—

 

ヨーロッパには日本人が好むようなおしゃれなカフェやレストランがたくさんあります。どこを見ても可愛らしいお店ばかりでつい写真を撮りたくなるほどです。ワルシャワではカフェに朝早くから行くことがよくあります。私の地元はモーニングサービスが盛んで、よく家族と朝食をカフェに取りにいていたのでポーランドでも朝早く授業のない日や、週末など朝食を取りに出かけています。よく行っているお店はAioliという場所で朝食が8ズロチ(約250円)という日本では考えられないような価格で朝食が食べれます。毎朝店の前は行列で、よく友達に会うこともあります。他にもおしゃれでおいしい朝食の取れるカフェが寮から徒歩10分場所のところにたくさんあります。寮の近くでさえ素敵な場所がたくさんあるので、ワルシャワを開拓するのが最近私の楽しみの一つになっています。