Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

ワルシャワ経済大学
2016年3月号 文学部 M.D

① 余暇の過ごし方

余暇の過ごし方は人によってかなり異なります。例えばアジア地域の留学生は余暇に高確率で旅行します。しかし私の場合、あまりお金を使いたくない上あまり外に出ることは好きではないので休日は家でゆっくりします。そう決めたときは大抵、課題をこなしたり、たまに日本語の勉強をしているポーランド人に日本語を教えています。最初の文で述べましたが、大体の寮にいる学生が大型連休に旅行へ行きます。そのため寮の中にはほとんど人がいなく、週末にパーティーを夜な夜な行い鬱陶しいと感じたりすることもなく、快適な余暇を過ごすことが可能です。しかし友達に誘われて旅行へいくこともあります。写真はプラハへ旅行した時のものです。留学して旅行の価値観が少し変わりました。言ってしまえば何かを共有することがコミュニケーションになるわけですから、旅行というのはただの自己満足や個人的な趣味だけではなく、一種のコミュニケーションツールとして用いる人が沢山いることに気づきました。留学前は旅行なんてめったに行かなかったのですが、こっちに来て沢山の人に出会って母国語と異なる言語で話して、旅行をする人に対する偏見が少しなくなりました。コミュニケーションツールとして旅行し、感情や経験を共有しあうことというのはそれを仮に「目で認識できるもの」として作らずともきちんと思い出として残すことが可能であることに気づくことができました。これは私にとって将来とても貴重な経験及び考察になると確信しています。

② 自由課題

合宿について 最初に言いたいことがあります。三月号にも関わらず、更新されているのは4月中旬ごろになっていると思います。もし毎月欠かさずチェックしてくださっている方がいれば更新が遅れてしまったことを深くお詫び申し上げます。 さて、自由課題の「合宿について」ですが、龍谷大学からポーランドへ留学した学生ならば必ずワルシャワの日本語学科の学生と交流できる大規模な合宿に招待されます。しかし残念ながら私は別の日に行われるワークショップのイベントに向けて集中したいので泣く泣くその合宿に参加することを諦めました。もし今年ポーランドへ留学する学生がいれば是非参加することをお勧めします。その時が来れば、どうか私の分まで楽しんでください。 ポーランドにはワルシャワだけではなく主な都市に日本語学科がある大学が存在します。合宿の内容はそのポーランド内に散らばっている日本語学科の学生を一か所に集め、日本人留学生と一緒に文化交流することです。主に日本人留学生が現地の学生に日本語を教え、日本語を教えている教授がサポートします。期間ですが今年は4/13~18まで行います。

ここからは自由課題ということでこっちに来て個人的に気になることを勝手に書いていこうと思います。最近日本の米が自分の舌に一番合うな、と実感するようになりました。一度同じ寮に住んでいる日本人留学生とタイ米を炊飯器で炊いて食べました。お茶漬けで食べたときは違和感がなかったのですが、ふりかけと一緒に食べたときに日本米独特の甘みや粘り気が一切なかったので少し変な感じがしました。勿論タイ米はタイカレーとの相性は一番だと思いますが、やはり懐かしくなって縋りつきたくなるのは日本米だな、と思い知らされました。