Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

ワルシャワ経済大学
2016年5月号 文学部 M.D

①カルチャーショックにつて

私がポーランドへ留学してパッと思いつくカルチャショックは正直あまりないです。

寮で湯船につかることができないことも前から分かっていたことであるし、街へ出て買い物を行おうとするときしばしば英語が通じずボロボロのポーランド語で話さなくてはならない状況になることもポーランドへ留学や旅行された方のブログをチェックすれば自明であることが分かります。もし私と入れ替わりでポーランドへ訪れる方が私のマンスリーレポートをチェックされているとすれば、将来、留学生活を安定させるためにも週に二回ポーランド語の授業を無料で取れるのでそれを受けることをお勧めします。

強いて最近、私が驚いたことは同じ寮に留学している人の中でも、それぞれに価値観が異なっている点です。ポーランドへ留学した理由として「自国の大学よりも効率的に教育を受けたい」という方は少なからず存在します。私が通っているポーランドの大学は公立なので日本と異なって学費が無料、更におおよその授業はパワーポイントで行うので無駄に嵩張る教科書などを買う授業はそうそうありません。更に寮の月家賃も日本に比べればうんと安いです。もし我々が「留学」という言葉を聞いたとき「お金がかかる」「準備が面倒くさい」などといった負のイメージも安易に想像できます。確かに、その懸念を完全に拭い去ることはできません。しかし、その代わりに慎重に自分が勉強したい要素を盛り込みつつ的確に条件を絞っていくことにより、それらの一部の要素を回避し、緩和させることは可能です。将来留学を希望される方は英語圏だけにこだわることなく、自分が身に付けたい能力を吟味したうえで冷静な選択を行うことが求められるでしょう。以上が自身の感じたカルチャーショック及び、それに関する軽い考察です。

 

②自由テーマ  テスト

私が5月号のマンスリーレポートを書き込んでいる日付はすでに5月を超えてしまっています。毎月チェックされている方、大変申し訳ございません。

丁度、5月の末から6月初期にかけてはテストやプレゼン、レポート作成で皆あたふたしてしまっています。勿論、その皆の中に私も含まれている訳ですが、しかし、恥ずかしながらsustainabli development という授業では一回目の試験で最低取らなくてはいけない点数に及びませんでした。しかし、この大学の良いところはもう一度受験し直すことが出来るところです。もう一度受験して何とか単位を取得することができました。今学期は授業を盛り込みすぎ、中々手を付けられなかった授業もあったため、私の場合そこが反省点となります。学びたいことを絞り込みつつ効率よく勉強すべきでした。学期が始まって最初の一週間は登録を変更することができたので、うまく活用すべきだったと反省しています。