Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

ワルシャワ経済大学
2015年10月号 文学部 D.M

環境について

これは個人的な話になりますが、ポーランドは私が思っていたよりもずっと過ごしやすいです。さらに、ユーロ圏から外れているので物価が他の国より安い物もあります。というのも、人参や玉葱、ジャガイモといった生活するのに必要不可欠なものはとても安いです。実際、買い物に行ったときに玉葱を三つ買っても0.5zl(日本円で約15円)しかかりませんでした。しかし、日本食など輸入品や娯楽として使われているもの(煙草、お酒等)は日本と同じぐらいの値段か、それ以上です。なので、買い物をするときはそれが本当に必要なのかどうか見極めることが重要になってきます。全部安いと勘違いし何も考えずにかってしまったら痛い目にあうので注意しながら買い物をしています。

寮の環境のことについていえば最近少し悩みがあります。私のルームメイトのいびきです。最近になって気付いたのですが、ルームメイトは私が少々夜更かししていても大丈夫だといってくれるようになりましたが、しかし、いざ私が寝ようとするとその時間は完全にルームメイトが熟睡しています。熟睡していることは別にいいのですが本当にいびきがうるさくて中々寝付けない日々が続いています。なので、少し明かりをつけ読書をして頑張って睡眠を促しています。

 

自由課題  イタリア旅行について

10月に入って私は台湾の友達二人と一緒にイタリア旅行に行ってきました。期間は10/16~10/19の約四日間です。とても有意義な旅行にまりました。二人の台湾の友人の内の一人はとても上手に日本語を話し、寮にいるときよりも圧倒的に日本語を話す量が多かったです。なので、まるで日本の友達と一緒に旅行しているような気分になり、日本の友達のことを懐かしく感じながら旅行しました。ザックリとしたプランを言えば、1日目はミラノ、2日目はベネチィア、3日目と4日目はフィレンツェに行き、またミラノに戻ってワルシャワへ帰りました。

ここで一つとても印象的だったエピソードを紹介します。このレポートを読んでいる日本の方ならわかると思いますが、日本の電車はとても時間に正確で、仮にもし遅れたとしてもアナウンスがかかり、証明書を発行してくれます。しかしイタリアでは電車の到着時間が遅れることは当たり前です。このとき私はこのことを知りませんでした。さらに、私は一人で席に座っており、他の台湾の友達も別々の席に座っていました。遅れたことを知らせるアナウンスもかかっていなかったので、到着予定時刻の5分前に出口の前に立っていても中々到着しませんでした。しかし、結果的に私は一番に降りることができたので、私たちは早く合流し、スムーズに次の電車に乗り継ぐことができました。もし遅れていれば、約一時間待たなくてはならなかったので助かりました。まさかここで日本の習慣が役に立つとは思わなかったのでびっくりしました。