Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

ワルシャワ経済大学
2011年9月号 文学部 T.M

・オリエンテーションについて

オリエンテーション・ウィークの期間は、9月26日から30日までですが、実際にオリエンテーションら しい事をしたのは26日から28日の間だけでした。オリエンテーション初日は、留学生を10個のグループに分けて、グループごとに大学の中や周辺にあるスーパーなどを現地の学生が案内して周るキャンパスガイド・ツアーがありました。その後、学生証を受け取り、現地の担当者による大学でのインタ―ネットの使い方 などについての説明を受けました。2日目は、異文化理解についての講義を受けました。この講義では、「文化とは何か?」についてグループごとに意見をまとめて前で発表するというものでした。いきなりだったので、困惑し、ただみんなの意見を聞いていることしかできませんでした。3日目は、ポー ランドの歴史についての講義を受け、そのあと、バスに乗ってワルシャワ観光をしました。オリエンテーション・ウィーク中の夜は毎日クラブに行って朝まで遊 ぶといった感じなので寝不足に悩まされ続けました。

 

・環境について

ワルシャワ経済大学は、中心街から さほど離れていないので、地下鉄を使って2駅で中心街に出ることができますし、大学の周りにもスーパーやレストランなどがあり、とても生活しやすいです。私 は、大学の寮に住んでいます。ここでは、生活に必要なベッドや冷蔵庫などの家具が最初から備え付けられていて、キッチン、トイレ、お風呂は共同です。それぞれ、1つの階に2つあるのですが、今トイレとお風呂は改装工事中で1つしか使えません。なので、順番を待つことがほとんどです。インタ―ネットは、無料で使えますが、寮の中の無線ランの電波が弱くインタ―ネットにつながりにくいのが欠点です。階によっては、電波が届かなくて、自分でルーターを買っ て有線でつながなければインタ―ネットは使えないみたいです。ワルシャワの景観は、世界遺産に登録されている旧市街地に行けば、昔にタイムスリップしたよ うな景観を楽しめ、新市街地に行けば、高層ビルが立ち並んでいたりする現代風の景観が楽しめます。また、ワルシャワには、たくさんの公園があって自然もたくさんあります。特に今の季節は、「黄金の秋」と呼ばれていて、紅葉がとてもきれいです。

・自由記載

この大学には、びっくりするくらい様々な国から留学生が来ているので、少し地球が小さく感じました。また、日本人が私の他に、他大学からもう一人いて、2人しかいないので自己紹介の時にかぶることがほとんどないので皆すぐに顔を覚えてくれます。また、皆それぞれ日本に対して何かしら興味をもってくれているので本当に名前を覚えるのに苦労するくらい多くの人と知り合うことができます。ですが、皆それぞれの国の訛った英語で話すので、今はそれに慣れるために悪戦苦闘中です。ですので、たまに会話がかみ合わなくて嫌な顔をされることが少なくありませんが、それを恐れてたら英語が一向に上達しないので、とにかく自分から行動を起こすように心がけています。ポーランド語についてですが、私は軽い挨拶程度しかポーランド語が話せませんが、年配の方以外の人なら比較的英語が通じるのでそこまで苦労はしていません。買い物の時に単語が分からず間違ったものを買ったりもしましたが、生活に必要な言葉はその都度覚えていくと思います。留学期間中は、思ったらすぐ行動に移すように心掛けて色々なことを経験出来たらいいと思います。