Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

バレンシア大学
2018年2月号 政策学部 M.O

試験について

スペインではクリスマスが1月6日までありますが、クリスマス休暇が明けるとすぐに試験が始まります。バレンシア大学の期末テストの時間割は大学のホームページに掲載されます。テストの期間としては日本と比べてとても長く、年末年始の休み明けから1月末まで、約3週間ほど続きますが、その中で自分の履修していた授業、日時を探してテストを受けます。テスト形式は日本同様それぞれ教授によって異なると思いますが、私が履修していた科目は選択解答の形式でした。

そもそも留学生はクラスに私だけだと思いますが、留学生としての特別扱いは全くされなかったので、テストは大変難しいものでした。やはりスペインの大学で学び、理解して単位を取るためには現段階の私のスペイン語力ではまだまだ足りないということを実感しました。授業によってヨーロッパの各地から来た留学生に会うことがありますが、スペイン語力の差に愕然とすることがあります。

 

バルセロナ

バレンシア大学では1月の終わりごろまでテストがありますが、それが終われば龍谷大学のような長期の春休みはなく、すぐに次の学期が始まります。しかしこの時友人が日本から旅行に来てくれたので、バレンシアを少し案内したあと一緒にバスに乗りバルセロナへ行きました。

バレンシアの中心地から少し離れたEstacion de Autbusesで直接ALSAというバス会社の窓口でチケットを買い(往復チケットで60ユーロ程)、バスで4時間半かけてバルセロナへ向かいました。

1泊2日の小旅行でしたが、あの有名なサグラダファミリアやカサミラを見ることができて満足のいく旅行になりました。しかし夕食を終えゲストハウスへの帰宅途中に、後ろから来た4人組に物を盗られそうになり、非常に怖い思いをしました。とっさに友人が声を掛けてくれたおかげで何も盗られることはありませんでしたが、夜道の人通りの少ない通りで無防備に歩いているのは危険なのだと認識しました。バレンシアで一度もこのような目に遭ったことがなかったので、この経験でやっと「日本とは違う」ということがきちんと理解できました。

サグラダファミリア

正面から。非常に大きいので近くからでは全てが画面に収まらない。

カサミラ

カサミラ。想像以上に迫力がある。