Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

バレンシア大学
2016年3月号 国際文化学部 F.A

①    余暇の過ごし方について

スペインでは祝日がたくさんあるので一週間ほどの連休になることも珍しくはありません。そのような連休ができた場合は基本的に旅行へ行っています。LCCが普及しているうえに、シェルゲン協定により国境の行き来も簡単なので日本の国内旅行の感覚で旅行することができます。旅行先では城などの文化遺産ももちろんですが、最近好きなことは博物館と美術館へ行くことです。ヨーロッパでは学生証を出すと入館料が無料や割引が効くことが多いです。また、日本のようにガラスのショーケースで覆われていることが少ないので間近で有名な作品を見ることができます。作品の解説を読むことによって語学力の向上にもつながりますし、今まで知らなかった歴史ややその国の目線で書いてあるので新たな見方で知ることができます。何もない土日や授業が終わった後は主に料理をしています。バレンシアに来る前は実家暮らしで全くと言ってよいほどできませんでしたが、やり始めるうちにはまりだしました。特に日本食はこっちで喜ばれるのでたまにルームメイトや友人にふるまって一緒に食べるのが楽しみになっています

 

②    Las Fallasについて

3月15日から19日まで春の訪れをつげるLas Fallas、バレンシアの火祭りが行われました。これに合わせ大学も休みに入り、街もお祭りムード一色になります。始まるのは3月中旬ですが、3月に入ると道での爆竹の使用が解禁されいたるところで爆音が鳴り響きました。実はこの爆竹を鳴らしているのは子供です。5歳くらいの子供がライターを持って爆竹をバンバン鳴らしている様子には大変驚かされました。昼に鳴っている分は我慢できましたが、夜中に鳴っているのにはさすがに我慢できませんでした。15日になるといたるところで人形が出現し街も一層騒がしくなりました。17日になると交通機関も24時間運航しているので多くの人が夜中まで飲み歩いていました。19日のフィナーレになると今まで見たことのないような観光客が訪れ、特に市庁舎広場は人が多すぎて身動きがとれないほどでした。最終日にはマドリードに留学中の他大学の友人たちが訪れたので市庁舎広場の一番大きな人形の燃やすところを見に行こうとしましたが人の多さから断念しました。その代わりにColon駅近くの大きめの人形を見に行きました。それでもその迫力は言葉にできないほどでした。終わるとき少々寂しいような気もしましたがいつもの騒がしくない生活が戻ってくると思うとほっとしました。