Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

バレンシア大学
2016年12月号 文学部 Y.T

①治安、危険を感じた事、トラブルについて

まだそれほど多くの街を見てきた訳ではありませんが、ここ最近のヨーロッパで起きていることを見るとバレンシアの治安は群抜けて良いと私は感じています。私は真夜中に街を出歩くことがよくあるのですが、人通りの多いところを歩いていれば危険な目に遭うようなことはありません。そうでないところを歩いていても、薬物の売人や物乞いに一言声をかけられる程度で、無視していれば大丈夫です。ですが、日本にいるわけではないという意識は常に持つようにしています。外国で生活することに対する警戒心が低いように思われるかもしれませんが、バレンシアで過ごすには最低限の意識があれば特に問題はありません。ですが、多くの人が集まるような場所やイベントではより強く警戒心を持つべきではあると思います。

治安はとてもよく、危険なことやトラブルなどは特にありませんが、日本とは違うなと最も強く感じたことは、歩き煙草をしている人がとても多いことです。日本ではそれを減少させる動きが存在する地域もあると思うのですが、この街では誰も何も言いません。すぐ隣にいる人が許可を求めることもなく私のほうへ向けて煙草を吸っていることがしばしばあり、嫌煙家の私にとっては本当に耐え難いです。

 

②バレンシアの無形文化遺産

世界的に有名なスペイン三大祭典の一つであるバレンシアの伝統行事のLas Fallas(火祭り)が、11月30日にUNESCOの無形文化遺産に登録されました。このことを受けて、その記念の式典が先日、執り行われました。少し遠いところから見ていたのでよく見えませんでしたが、コンサートが行われたり、スピーチが行われたり、またその場で即興の小規模なFallasが行われたりと、様々な催しがありました。テレビカメラが来ていて周囲に規制線が張られていて交通規制がされてはいましたが、公共の場所で行われていて無料でこのような式典が観覧できるところが日本とは違いいいところだと感じました。

 

今回の写真はその式典の様子とその場で行われたFallasの一部です。