Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

バレンシア大学
2015年4月号 政策学部 C.M

①カルチャーショックについて

私がバレンシアに来て驚いたことは3つあります。まず1つ目は、日本では家族連れや若者がよく行くイメージのある、ファーストフード店に、お昼間からおじいちゃんやおばあちゃん達がたくさんいて、のんびりビールやコーヒーなどを飲みながらおしゃべりを楽しんでいる様子です。日本では、お年寄りの方がファーストフード店でおしゃべりをしている様子を見たことがなく、ましてやビールも置いてるので私はこの光景に最初とてもびっくりしました。

こちらのファーストフード店では、ドリンクの種類にビールがありハンバーガーやチキン、ポテトフライなどと一緒にお酒も楽しむことができるので、多くの人がこのセットを注文しているのを見かけます。またこちらのレストランやBar、カフェなどほとんどの飲食店では、テラス席があり、雨の日や寒い日以外こちらの人は、お店のテラス席に座り太陽の下おしゃべりを楽しんでいます。

2つ目は、電車やバスといった公共交通機関で、お年寄りの方が乗ってくると、先に座っていた若い人やビジネスマンなどがその人に席を譲る姿です。日本ではこういった姿をあまり見ることがないので、誰でも当たり前のようにしている様子に驚きました。日本でもこういったことが、当たり前のようにできれば良いと思います。

最後はスペイン特有のシエスタについてです。これは、お昼の2時頃から夕方の5時頃までの、スペインでのお昼ご飯にあたる時間で、この間は雑貨屋さんや服屋さん、日用品店など、飲食店を除くほとんどのお店が一時閉まってしまいます。学校が終わる時間もだいたいこのくらいの時間帯なので、日用品店などに少し用事があったりすると、夕方まで閉まっているので最初のほうは不便に感じることが多々ありました。また、日曜日は街の中心街にあるお店などは開いているのですが、それ以外の街から少し外れているお店などは大概閉まっているので、日曜日の町並みは普段よりも少し静かです。スーパーマーケットは毎週、日曜日と祝日は閉まっているので、こちらでの祝日の日をきちんと確認して、必要なものを買い揃えておくことをお勧めします。

②旅行について

バレンシアでは学校のまとまった休みが結構あり、その期間を利用して旅行に行くことができます。ヨーロッパなので他の国に行くことも比較的簡単にでき、LCCも日本より普及しているので、場所にもよりますが、片道の飛行機代が安い時期で、日本円にしてだいたい2000〜3000円程度で海外に行くことが可能です。また、国内ならもっと安い値段の便もあるので、日本に比べると飛行機が便利で利用しやすいかと思います。

旅行に行くと普段見ることができない景色や、日本では出来ない体験や経験がたくさんでき、また出会いもたくさんあるので、留学の思い出の一つになります。上手く時間を作ってたくさん旅行をすることをお勧めします。