Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

バレンシア大学
2015年10月号 国際文化学部 F.A

 

①環境について(大学施設、サービス、住居、街並み等)

大学施設の場所や利用方法はレセプションのときに一通りMentorから案内を受けますが、実際利用してみると少々異なるかもしれません。友人や周りの人に聞いた方が確実です。

コピーは図書館でもできるそうですが、私は普段授業のある校舎とは場所が異なるためにたいていその校舎の一階部分にあるFotocopisteriaで授業で使うプリントなどをコピーしています。自分のコピーしたいデーターをUSBに入れ店に持っていきお金を払えばコピーできます。ちなみにFotocopisteriaは学校周辺にもたくさんあります。

サービスについてですがこの国の人は非常にマイペースで待たせることが悪いこととは思っていません。スーパーマーケットでもレジの人がお客さんと話し始め長蛇の列ができることはよくあることです。また、どこの国にいても同じことが言えますが、あいさつは大変重要です。スペインでは、お店に入るときやレジでははじめに「hola」「Benos Dias」とあいさつし、店を出るときや会計が終わった後「Hasta Luego」とあいさつするのが常識です。こうした当たり前のことが異なる言語でコミュニケーションする上での第一歩となっていきます。14時になるとシエスタの時間帯になるので一斉に店が閉まり少々不便なところがあります。しかし、スペインで最大手のスーパーマーケット「Mercadona」ならシエスタの時間帯に関係なく21:30まで空いています。ただ、日曜日や祝日はMercadonaを含むほぼすべてのお店が閉まるので、食べ物が何もないというという最悪の状態を避けるためにも買い物は土曜日や祝日の前日に済ませるべきです。バレンシアのセントラルにあるCorte de Inglesというデパートは祝日以外空いているので最悪そこに行くのもありでしょう。

②交通機関について

比較的コンパクトなバレンシアは徒歩でも十分生活できます。交通手段としては地下鉄、路面電車、バス、タクシーがあります。バレンシアの地下鉄と路面電車は一路線につき20分に一本しか来ないのでほかの都市と比べて少し待ち時間が長く感じます。反対にバスは路線数が多い上に本数も多いので待ち時間も少なく生活するうえではバスを利用する方が多いでしょう。しかし、両方とも一回券だと1.5€するので8€の10回券を買った方が安く済みます。私の住む地域は大学があり多くの学生が住む地域でたいていの生活用品、食材は徒歩圏内で手に入りますが、日本食材はEstacion Norte の近くにあるChina townまで行かないとないのでそんな時はValenbiciに乗っていっています。Valenbiciとは登録することで乗れる自転車のことで徒歩では少し遠いところに行く時は非常に便利です。30分を超えると課金されるのでできるだけ30分以内に抑えるか、超える場合は一旦最寄りの駐輪場に停めてから乗りましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

写真はバレンシアの中心地Plaza del ReinaとEstacion Norte