Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

バレンシア大学
2015年3月号 経済学部 Y.M

①    余暇の過ごし方

主にラジオを聴いています。スペインではラジオ文化が今も根強く残っており、カフェや売店だけでなく、個人で聴いている人も多くいます。百貨店の電化製品コーナーに行くと、日本ではなかなかみかけない、ラジオを聴くためだけの機械も売られています。それほどに年齢を問わず、多くの人がラジオを聴いており、従って、流行りの音楽、映画などを知るのは自然とラジオが中心となってきます。主流なものは、音楽が中心のラジオ、los 40、国営ラジオである、 RNE です。これらはスペイン語で放送されるため、リスニングの勉強にもなります。共通の話題を得るためにもよいツールになると思います。パソコンで聴くことも、アプリをダウンロードして聴くこともできるので、是非活用してください。

 

②    語学について

2月初旬、母が旅行を兼ねて、私の住む街へ来てくれました。スペイン語を話せない母に、表示、会話、メニューなどあらゆるものを同時通訳するのは骨の折れる作業でしたが、同時に通訳している中で、言葉に困ることがほとんどありませんでした。語学の勉強とは終わりのあるものではなく、成長も測れるものではないために、留学に来てから、自分自身の勉強の仕方は正解なのか、と自問自答することが度々ありました。しかし、来た当初は、地図をもらうので精一杯であったのに対し、今は会話を楽しめるまでになっている点、客観的に上達したと評価してもらえた点、また母の旅行をより充実したものにするという意味で役に立てた点から、自分の成長を感じることができ、また今後の意欲にも繋がりました。

写真は、 ①バレンシアのサッカースタジアムで試合を見た際のもの、 ②セビージャのスペイン広場のものです