Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

バレンシア大学
2014年9月号 経済学部 Y.M

①    オリエンテーションについて

留学生対象のオリエンテーションについては、最初に国際部に行った際に場所や時間が案内されます。時間によって、英語、スペイン語を選択することができます。内容は学校案内と街について。参加人数からみても、任意参加でしかなく、配布物等、授業や手続きに関する内容もありませんでした。

その後の授業開始までのプロセスは学部によって異なります。ネイティブを含めた学部生対象のオリエンテーションがある学部もあれば、なにもなく、担当の教授に自らアポイントメントを取って会いにいかなければならない学部もあります。私の学部は後者でした。その際は日本で選択した授業一覧を持って教授に会いに行くと手続きをしてもらえ、WIFIやポータルサイトに入るためのパスワードをもらうことができます。授業は、大学のアプリをダウンロードし、そのパスワードを使って確認することができます。正直、わたしは教授が何を言っているのか理解できず、頼みの綱の国際部もほどんど開いていない、もしくは返事が来ない状態なので、手続きにかなり手こずりました。友達と情報交換しながら、進めてください。

 

 

②    携帯電話について

留学中の携帯電話の使用については、賛否両輪がありますが、現地の人とのネットワーク作りをしていくにあたり、現地の人が用いているのと同じ手段を持つことが重要であるとわたしは考えるので、携帯電話について記そうと思います。

まず、一番簡単な方法が、WIFI。他の国は知りませんが、スペインに限っていうならば、ほぼ全てのレストランやカフェにWIFIが完備されています。そのため、スマートフォンを持っている人であれば、店に入り、もちろん商品を注文し、パスワードを聞くことで、電話回線を用いない機能(メール、電話、cメールなど)であれば、日本で用いるのと同じように使うことができます。WIFIの良い点は、使用制限がない点、お金がかからない点、悪い点はWIFIのある場所でしか使えないので待ち合わせや、急な連絡には向いていない点です。

次に、SIMcardを購入する方法。日本で用いていた携帯のSIMロックを解除し、ここに現地の携帯会社のSIMcardを挿入することで使うことができます。これは現地の携帯回線を使用するので、電話番号を持つことができ、また日本と同じように使用することができます。プリペイド式のSIMcardも売られており、帰国の際に面倒な手続きが必要ありません。わたしが使用してるのは、Yoijoという会社の使用制限が月に600MBで月額7,26€+通話料のものです。最初にデポジットとして35€、SIMcard代として10€払わないといけませんが、4か月以上滞在する方にはSIMcard代10€+月額7、26€で使い続けることができます。(通話は日本でいうLINEのような、whatsappというアプリでできるのでほとんど使うことがないと思います。)良い点は、低価格で現地の人とほぼ同じ通信手段を持つことができます。悪い点は、日本で使っている携帯が壊れた際修理するのが難しい(アジアとヨーロッパでは使っている部品が違うため、)日本でSIMロックを解除していない場合には使うことができない、携帯に合うSIMcardが売られているか分からない点です。

最後に現地の携帯電話を買う方法。これは、現地で機種を購入し、上記したSIMcardを挿入する方法です。本体は58€から売られています。この場合は本体代+SIMcard代10€+月額7.26€(通話料別)で使用することができます。良い点は、機種が壊れた際に、日本の携帯を使っているよりも修理が簡単な点、SIMcardが合わないなどの不具合が起こらない。悪い点は、日本語対応している機種が少ないことです。

 

写真は、英語で学ぶバレンシアの文化の授業のクラスメイトと撮ったものと、私が今住んでいる、大学付属の寮rector pesetです。