Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

バレンシア大学
2014年12月号 政策学部 C.M

①トラブル;日本から送ってもらう郵便物・荷物について

私はバレンシアに来る前に、スーツケースに入りきれない荷物を、後で母親から送ってもらうためにダンボール箱に用意していました。私が出発した後、8月の末に荷物を送ったと母親から連絡があり、早ければ2週間、遅くても3週間程で受け取ることができるだろうと思っていました。ところが2週間くらい経った頃に、スペインの郵便局から手紙が届き、マドリッドにある税関で私の荷物が止まっているというお知らせがきました。そのお知らせによると、荷物の中身の内容と、それぞれの価値を明らかにした書面を至急送るようにという内容で、場合によっては税金を払わなければ送り主に送り返されるという内容でした。最終的に現地で知り合ったスペインの友人に手伝ってもらい、約2ヶ月かかり税金を払わずに無事に荷物を受け取ることができました。

日本から送ってもらう全ての荷物がこのようなことにはなりませんが、最近ではよく起きているようです。一番注意すべき点としては、重さで2㎏以下の荷物ならほぼ問題なく普通に受け取ることが可能です。あとは中身と記載する値段にも注意が必要です。中身はできるだけ詳しく記載し、値段は¥マークまたはユーロのマークを忘れずに書き、全体の値段が45ユーロ以内に収まるようにすると大丈夫です。私が今回送ってもらった荷物はどれも2㎏以上だったので、それが原因で税関で止められてしまったのだと思います。これも全て2㎏以上の荷物が止められるというわけではなくて、ほとんどの場合、タイミングと運と言えると思います。私の場合、荷物を受け取る際にお金を払わなくてよかったのですが、受け取る際にお金を払わなければいけない時もあるようなので、スペインに荷物を送ってもらう際には十分に注意してください。

 

②年末年始

バレンシアは日本のように四季がはっきりしておらず日本ほど寒くならないので、日本の気候に慣れている私にとっては、クリスマスや年末年始を身体で感じることが少なく、気がつけば大晦日という感じでした。

年末年始は両親がスペインまで来てくれ、バルセロナで年越しをし短い間でしたが、久しぶりに家族で過ごすことができ、本当にいい思い出になり、改めて両親への感謝やありがたさを感じました。

スペインでは大晦日の日から新年の日付けが変わる間に、マドリッドの鐘の音に合わせて12粒のぶどうを食べる風習があり、きっちり食べることができればその1年は良い事があるとされています。