龍谷大学グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

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バレンシア大学マンスリーレポート

バレンシア大学

2013年2月号 文学部 H.Y

レポート作成文学部 H.Y

・授業紹介②

二月初旬に後期授業期間が始まると、前期と同じく1~2週間程度の授業体験期間を経て、前期の初めに登録していた授業をそのまま履修するか変更するかを選べます。私の場合、以前かなり適当に選択していた(実際に受けてみないと分からないので選ぶも何もない)授業をごっそり外して新しい授業を追加しました。前期は4つ履修したものの復習が間に合わなかった反省を踏まえて、また、前期の4つの試験の内ひとつを後期試験期間に先延ばししたことも踏まえ今期は2つの授業に絞りました。

ひとつは所属学部のEspañol de Américaという授業で、その名の通りスペイン本土で一般的に使われるスペイン語ではなく、アメリカ大陸やスペインの一部地域で使われているスペイン語、いわゆる方言学に近いものを学びます。とはいえあくまで”スペイン語”という範囲に留まるため、カタルーニャ語やガリシア語あるいはバスク語などスペイン王国の他の公式言語には触れられません。あくまで標準スペイン語であるcastellanoの亜種や変形が主題であり、アメリカ大陸独特のアクセントや短縮形などを音楽や文学作品を通して学習するものです。

もうひとつが歴史学部のLa Historia del Mundo Islámico Medievalという授業で、これまた題名通りヨーロッパの中世にあたる時代のアラビア半島や西アジアやアフリカ大陸の一部地域の歴史を学びます。イスラム教誕生前後から近代手前までの同地域の変遷や欧州地域との関連性に地政・宗教学的な観点から取り組む該授業は、特にスペインではウマイヤ朝などのイスラム王朝の占領を受けた時期があり遺跡(有名なアルハンブラ宮殿など)も数多いため研究も盛んであると聞きます。事実、バレンシアでも様々な美術館やイスラム建築をそのまま収容した展示館があり、参考にするものは山ほどあるので今後の取組みが楽しみな授業でもあります。

 

・余暇の過ごし方

個人差はあるとは思いますが、基本的には週末になると夜遅くまでfiestaやディスコで楽しむ如何にもスペイン的な過ごし方があまり性に合わない身としては、ルームメイトその他とお喋りや軽い運動をしたり展示会や各種催しを見に行ったり料理を作りあったりとのんびり過ごしています。後述しますが既に寮を出て現地の人とルームシェアをしており(いわゆるピソ生活)、自炊が可能なのでたっぷり時間をかけて料理を作っているともう夜になっているということもあります。また寮で知り合った友人を部屋に呼んでそれぞれの国の料理を作ってレシピを交換するなどもあり、その時はピソのサロンがバイキング場のごとき様相を呈するのにはいつも笑ってしまいます。更に大学で知り合った現地学生や同じ留学生とも折にふれて出かけていると、意外と忙しい休日になってしまいますが、それなりに充実した留学生活といえるのでしょう。

 

・自由テーマ

2月初旬に、後期授業期間開始と時を同じくしてそれまでお世話になった学生寮を出ました。インターネットや大学構内に貼られているチラシを使って部屋を探し、1月末から一週間ほどをかけてようやく居を定めました。寮よりもキャンパスに近い場所に借りたため、移動はかなり楽になっています。またこの界隈は学生が多く、多くの留学生が出入りを繰り返しているため、契約自体も簡単なもので時間をかけず決めることが出来て幸いでした。日本では賃貸物件を探すとなると不動産業者に依頼して手数料を払い決して薄くない契約書をアレコレして大変ですが、ここバレンシアではルームシェアが一般的なため家主と連絡をとる代表者と交渉して同意を得れば即入居という物件も数多く、これは交換留学や博士課程留学などが盛んな土地ならではの利点ではないかと思われます。また我々からすれば極めてお手頃な物件がゴロゴロと転がっており、最終的に月額180€で大学キャンパスから徒歩10分以内のピソの一室に落ち着きました。このピソには個室が4つあり、バス・トイレにキッチンと食事や団欒のためのサロンもあり、バルコニーもついています。私に割り当てられた部屋は専用のバス・トイレも含めて日本の1Kの部屋に相当する面積があり、ベッド(何故かダブルですが)や学習机など各種家具が備え付けられており入居に際して特に購入するものも少なく済みました。キッチンは広く調理道具なども既にあるものを使え、サロンにはソファや食卓やテレビなどが据え付けられておりルームメイトと食事を共にします。ガス光熱水道の費用は別途ですが、たいてい一人30€を超えることは稀であるらしく(まだ一月経過していないので払ったことがない)、最終的に食費を別にして200€前後がひと月の部屋代になるようです。

ルームメイトは全員がスペイン人で、勿論会話は全てスペイン語なのでこれだけでもかなり勉強になりますし、また私のルームメイト達はかなり世話焼きのようで何かにつけて親切にしてくれ助かっています。更にその内のひとりは三菱の現地法人に勤めており、私の留学期間終了とほぼ時を同じくして技術研修のため日本に発つらしく、ささやかですが日本語講座らしきものもやっております。私はスペイン語の口語表現を教わり、相手には日本語の基本表現を教えることが出来るので、互いにとって理想的なルームメイトだったようで、この引越しはかなり運に恵まれていたなぁと今月のレポートを締めくくりたいと思います。

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