Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

バレンシア大学
2012年2月号 経営学部 A.T

授業について

 

語学学校では、2月初旬に受けたテストで6割以上をとれていたら、無事に次のレベルの授業を受けることができます。私たちも受かっていたので、無事に次のB2の授業を受けています。先生はたまたま、前の授業と一緒だったのでよかったです。今回のクラスメイトはイタリア人が多く、とてもにぎやかです。やはり、イタリア人はよくしゃべります。語学学校に行っていて、よかったと思うところの1つに、授業態度や休み時間のひと時に国民性が垣間見れて、人間観察をすると新たな発見があり、とてもおもしろいです。

 

余暇の過ごし方

 

1週間ぐらいの休みがあると私は気分転換の意味もこめて旅行に行くようにしています。ヨーロッパということもあり、格安航空券は簡単にインターネットで見つかるので、それを使って旅行しています。

週末は、スペインにせっかく留学に来ているので、絶対日本からのツアーでは行かないようなスペインの小さい町にも旅行しています。スペイン人の寮生に聞いたりすると、簡単に情報も手に入りますし、会話にもなるので一石二鳥です。そのうえ、案内役を自ら志願してくれることもあるので、一石三鳥になることもあります。スペインの小さな町はその地域の特色をより反映しています。だから、すごく魅力的で、訪れる町によって雰囲気がまったく異なっていて、楽しいです。スペインに留学しているならでは・・だと思います。

テルエル

 

そして、スペインでは日曜日は何もすることがありません。日本だったら、日曜日は買い物♪などリフレッシュする曜日というイメージですが、スペインでは買い物のお店はもちろん、スーパーですら閉まっています。だから、本当にすることがありません。スペイン人に日曜日に何をするのかを聞いても何もしないといいます。だから、私は散歩したり、日曜日は公共施設が無料になるので、美術館などに行くようにしたり、みんなで映画を見ています。

そのほかに、寮の中でフラメンコの教室が開かれていることをレセプションの人から教えてもらい、たまに行ったりしています。寮の下にあるホールが練習場なので、近いですし、なにより無料なので、すごくお得です。

また、私はスペインではタイルの絵付けをしたいと思って来たので、その教室にも通っています。この教室はスペイン人の先生ですが、1番弟子が日本人ということもあり、とても丁寧に教えてくれます。タイルを作るところからも教えてくれます。また、バレンシアに在住している日本人の方も教室に通われているので、そこからも友達の輪が広がり、家へ招待を受けたりするなど、とてもよい趣味になっています。

さらに、スペイン料理もできるようになって日本に帰りたいと思い、料理教室を探しましたが、スペインには主婦の方が通うような料理教室はないみたいです。残念に思っていたのですが、スペイン人の友達のお母さんがとても料理上手で、教えてあげると言って頂き、月に1回ぐらい料理を教わっています。本当に料理が上手でおいしいのですが、水はこのコップ1杯で米はこのコップ3杯などとかなりアバウトなので、スペインに主婦の方が通うような料理教室が存在しないことには納得できました。次はアリオリの作り方を教えてもらう予定です。

 

 

ファジャス(Las Fallas)の準備

 

3月に入ると、ファジャスのお祭りが始まります。その準備が2月中旬から、市役所の広場を中心に始まっています。夜になると、爆竹の音も聞こえてくるようになりました。観光客も増えてきています。私たちもファジャスの前にファジャス博物館に行って、歴代の優勝人形を見たり、今年の人形の優勝を決める、投票に行ってきました。思っていたよりも人形は小さかったのですが、どれもクオリティが高く、紙で作られているとは思えませんでした。人形は、今の世の中を風刺したり、ただただキレイな作品などさまざまでした。私が投票した人形が優勝すればいいなと思いながら、ファジャスが始まります。

 

 

 

ファジャスの人形