龍谷大学グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

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バレンシア大学マンスリーレポート

バレンシア大学

2012年9月号 文学部 H.Y

レポート作成文学部 H.Y

・オリエンテーションについて

バレンシアに到着し、授業登録を行うまでにしなければならない事は以外に多いものです。以下にそのことを記述します。
バレンシア大学では全体オリエンテーションと各学部のオリエンテーションがあります。前者では学部に関わらず大学施設や授業に関する総合的な説明がなされ、後者では所属学部ごとに授業のとり方などを説明されます。その時に所属学部の開講科目一覧や登録用紙を受け取り解散となります。これらオリエンテーションの日取りについては、事前に先方国際部で留学担当者との打ち合わせや仮学生証の授受を経て通知されます。この打ち合せには事前の予約が必要ですが、別に予約がなくても打ち合わせ自体は可能です。しかし予約なしで国際部に行くと、順番待ちの留学生の後ろに並ばなければならず時間の無駄なので、やはり事前予約をする方が無難でしょう。ちなみに国際部はキャンパスとは別の通りにあり、しかも普通のテナントに隣接しているのでこれも事前の確認が必要です。
オリエンテーション後に所属学部の事務室に行って本格的に授業登録を行います。この登録には監督官coordinador(a)と留学担当者のサインが必要なので、メールなどで連絡を交わして時間をとってもらう必要があります。事務室で登録が終わると払込用紙を渡されるので、それを持って最寄りの銀行へ行き払込みを終わらせ、その足で事務室に戻ってレシートを提出すればいよいよ登録作業は終わりです。気をつけなければならないのが、銀行では窓口ではなくATMで払込みをすること。やり方が分からなければ近くの人に聞くなりできますし、この時期には同じような学生が多いので、同じ用紙を持った人の行動を注視して真似するのも手ですね。
また留学生には事務方の職員とは別にスペイン人学生の助言者mentor(a)が一人つきますので、こちらとも連絡をとって授業についての情報を得られれば授業選択はかなり円滑に進められるでしょう。というのも、留学生は日本出立前にこちらで取る授業を選ばなければなりませんが、それはあくまで所属学部を設定するための仮のものなので、本登録の時にまったく別の授業を選べるからです。一週間ある授業体験期間を有効活用して、自分に合った授業を見極めることが肝要です。また他学部の授業も選択できますので、その場合の手続き等については別途説明を受ける必要があります。
授業登録が終わると次は滞在ビザ申請です。これは先方国際部が申請を代行してくれるので、事務室で登録を証明する書類を貰い、その他指定された書類を持って再度国際部に行けば完了となります。

 

・環境について

バレンシア大学は所属する学部によって大きく3つのキャンパスに別れています。それぞれに各種施設が備えられており、またキャンパス間の移動も距離は比較的短い上、地下鉄やバスや貸し自転車など交通手段も豊富なので特に苦労はしないはずです。特に重要となる貸し自転車については、バレンシア独自のシステムもあり非常に有用ですが、長くなるので次回に回します。
留学生は大学付属の寮に住むことができます。この寮も複数あり、中には9月から閉まってしまう寮もあるので注意が必要です。他に自分でアパートの一室を見つけるという選択肢もありますが、スペインの契約事情に慣れていないうちは避けておいたほうが得策でしょう。スペイン生活に慣れてから探すなり、知り合いと部屋を共有するなりして巧く立ち回れば、そこそこ経費を削減できるようです。寮は三食掃除つきなだけにかなり高いと言わざるを得ませんが、その分雑事に追われることも少ないのが利点のひとつですね。ただし注意点がひとつ。寮には留学生だけでなくスペインの他地方から出てきた学生もおり、正直にいってかなり騒がしいです。午前0時を超えても平気で娯楽室などで騒いだりしているので、私のように娯楽室の真上の部屋に充てがわれた場合はストレスが溜まったりします。どうしても我慢出来ない場合は部屋の変更を申し出るのも手ですが、慣れればなんとかなるものでしょう。
バレンシアの街並みは情緒に溢れており、中心地の旧市街など道は狭いですが人の流れはわりと穏やかで、観光客の大群と出くわさない限り困ることもありません。また私の泊まっている寮がある旧市街には歴史的建造物や美術館も数多く、また商業施設もそこそこあるので、初めの内は色々と散策して街並みを覚えるのが得策だと思えます。また周囲には公園など緑も多く、ジョギングや犬の散歩や軽い運動をする人がそこかしこに居て、なんとも平和な雰囲気があります。この公園は元は川だったものが洪水が起きたために埋め立てられ、今では市街地をグルッと囲う自然公園として利用されています。サッカーコートやテニスコートなども中にはあり、公園沿いを歩いていると、晴れの日も雨の日も練習に励む子供たちの姿を見ることができるでしょう。

 

・自由テーマ:語学学校

バレンシア大学には付属の語学学校があり、大学が始まる前にスペイン語のコースをとりました。世界各国から集まった(といっても同じユーロ圏出身者が圧倒的多数、ERASMUSと呼称)留学生が同じ教室で文法や会話練習をするのですが、ERASMUSの学生たちの聴解力と理解力には嫉妬の毎日でした。初日にペーパーテストを受けてレベル毎にクラス分けがなされるのですが、本当に同じレベルなのかと不思議に思うくらい彼らは話せますし聞き取れます。しかし文法に関しては噂通りあまり得意ではないようで、この辺りのバランスで同じレベルに分けられるのだなと思いました。しかしながらその向上心は凄いもので、次から次に講師へ質問を浴びせかけどんどんと知識を増やしていく様は素直に感心したものです。
ここで出来た知り合いとは夜に遊びに行ったりしますが、そこで知ったのがERASMUSの半数近くは半年でバレンシアを去るということ、その為ほとんどが寮ではなく自分たちで部屋を借りて暮らしていることです。同じスペイン語に不慣れな者どうしで切磋琢磨し助けあって暮らしていくのは羨ましいものです。ただそういう場合の常として、同じ国ならその国の言葉で、そうでなければ英語でついスペイン語に優先してしまうということが起こりがちで、これは自分自身も気をつけなければならないことだなと改めて気づかされました。

語学学校の向かいにあるスタジアム

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