Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

モンス大学
2018年4月号 政策学部 M.H

現地の学生・友人について

モンス大学では、交換留学生1人ずつに、バディーと呼ばれるモンス大学の学生がつきます。彼らはこちらでの生活や学校のことなど色々な面で支えてくれる、心強い存在です。基本的には在学している学部生の子をバディーとして組んでもらえるので、授業、テスト、寮について、疑問に思ったことは彼らに聞くことが出来ます。私は留学前からバディーと連絡を取り合い、ベルギーに到着後すぐに会う約束をして、市役所や学校の場所を教えてもらったりしました。彼女は日本語を学んでいて、それがきっかけで日本語を学んでいる他の学生とも知り合うことが出来ました。週末には時々、お互いの言語を教えあって勉強したりと、有意義な時間を過ごしています。

また、授業も新しい友人と出会える貴重なチャンスです。特にフランス語の授業は、学部は関係なく交換留学生が受講しているので、友達になりやすいです。私はそこで台湾人の子たちと仲良くなり、授業中にお互いフランス語を教えあったり、一緒に食事に出かけたりもしました。フランス語の授業には、モンス大学だけでなく、モンスの音楽大学の留学生も参加しているので、様々なジャンルの学生と出会うことが出来ます。

 

春の訪れ

4月に入ってから、ベルギーの気候もだんだん暖かくなってきました。3月の後半はまだ冬物のコートを着ていたのが嘘のような暖かさで、時には30度近く、まるで夏のような天気の日もありました。現地の人たちは既に半袖やタンクトップで歩いている人もいます。多くのレストランやカフェがテラス席を開放し、オープンカフェも増えてきました。お昼間からそこでビールを楽しんでいる人も見かけます。

モンスの中心地から離れた場所に、Waux-hallという公園があります。ここでは、アヒルや鴨などが放し飼いされている池があり、家族連れが楽しめる遊具なども設置されています。そこには桜が咲いていたりして、春の訪れを感じることが出来ました。日本の桜並木が恋しくなると共に、植物を見て春夏秋冬を感じられる日本の文化が改めて素晴らしいと感じました。

冬の間は朝8時でも外は暗く、日が短かったですが、今は夜の8時頃まで日が出ています。これからまだ日が長くなるようですが、夜が夜でないような気がして、不思議な気分です。残り1ヶ月ほどのベルギー生活ですが、悔い無く過ごしていきたいです。