Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

ゲント大学
2019年2月号 国際学部 A.T

試験について

ゲント大学の試験期間は1ヶ月と少しくらいの長めの期間設定です。前期は12月で全ての授業が終わりクリスマスとお正月休みが終わるとそのままテスト期間に入って行きます。なので実質授業期間は9月の中旬から12月の中旬(クリスマスまで)になります。後期も同様で、テスト期間は1ヶ月くらいあるそうです。長いなと最初感じましたが、一つ一つの授業が毎回3時間あるのでその分の量があると考えると短く感じます。

テストの形式は記述のテストだけでなく、授業によっては口頭試験だけで採点されるのもあります。私が受けた2つの口頭試験は2つともランダムな質問に対してメモする時間が1〜3分ほど与えられ、そこからその事柄について話していくというような形式です。

試験に落ちだ場合でも、授業によっては再び受けられるチャンスがあります。基本的には8月または9月にもうけられるのですが、交換学生や現地の学生ではないものは教授が特別に再試の場を設けてくれたり、自分で教授とコンタクトを取り再試を受けることができます。

授業によっては簡単ものもあるようですが、ゲント大学の試験は比較的に厳しようです。私と同じ授業を受けていたマスターの子は1ヶ月かけてしっかり対策し、試験中に先生にも’とてもいいよ’と言われたのに最終的な点数は13/20点だったといって怒っていました。

私自身も単位をたくさん落としてしまっているので後期はECTSが低めのものをいくつか取りました。なので、もしゲント大学で単位をたくさん撮ろうと思っている人は毎日の積み重ねが非常に重要になってくると思います。

 

新生活

2月の初めからまた新学期が始まりました。

やはりここに来たばかりの時に始まった時の学期とは気持ちが全く違います。来た頃の9月は授業、日常生活が新しく、どうなるのかというワクワクと不安で埋まっていました。こちらに来てから、すでに迷走中だったもの、特に勉学、がさらに迷走に迷う羽目ととなりました。何を勉強したいのかも、将来の職業も、自分が一体何をしてどんな人になりたいのかということが全くわからなくなってしまい、全てに対するモチベーションが下がってしまいました。

でも、特に私の2月からの新学期が不安ばかりで始まったわけではありません。むしろ、もう一度自分の興味のあることを広げられるチャンスだと思いました。履修も今まで受けたことのないような授業も取ることに決めました。

白紙の状態なのは変わりないですが、今はその白紙の状況がワクワクすることで、これからどんな状態になって行くのか楽しみな感情の方が大きいです。

私が思う留学のメリットは、自分がどんな人間になりたいのか、何をして、何を優先するべきなのか、自分が何に幸せを感じるのか、ということ考える時間を設けることです。うまくいかないことがあっても、自分を見直すことができたチャンスができるだけ、いかに自分は恵まれているのかということも再確認しましたし、私がいかにいい人たちに囲まれているのかということも改めて感じました。