Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

イースト・アングリア大学
2019年1月号 国際学部 A.O

日本から持ってきてよかったもの

UEAの近くにはシティがあり、基本的な日用品はほとんどそこで揃えることができます。また、生地やサイズに特にこだわりがない場合は、アマゾンなどのネットショッピングも利用可能なので、特に不便に感じる点はありません。ですが、やはり日本と比べるとどれも物価が高く、また日本製品になると値段が飛躍的に高くなるので、そういったものは日本から持ってくることをお勧めします。今まで生活していくなかで特に困ったことと言えば、シャーペンの芯がなくなったことです。これは完全に油断していました。ヨーロッパの国の人たちは授業中にメモをとるとき、パソコンのワードやメモソフトなどを利用している人が多く、また手書する場合でもボールペンを使います。そのためか、近くにあるショップなどに、シャーペンやシャーペンの芯が売られているのを見たことがありません。最終的にアマゾンで購入したのですが、なくなった瞬間にこの事実に気づいたのでシャーペンの芯が届くまでの数日、とてもつらい思いをしたのを覚えています。

逆に、日本から持ってこなくてもよかったかなと思うものは、ティッシュです。こっちのティッシュは固くて鼻がちぎれそうになるよ、という情報をどこかで見て心配になったので、箱ティッシュを5箱くらい持ってきたのですが、イギリスのティッシュも日本のティッシュも正直変わりありません。持っていくスーツケースのスペースは限りがあるので、しっかりと取捨選択することが大切ですね。

友人からもらったおもちと日本から持ってきたお箸

 

硬水について

私が留学するにあたって一番気にしていたものは、硬水です。硬水とは軟水よりもカルシウムやマグネシウムなどの含有量が多い水のことで、日本の水道水は軟水ですが、ヨーロッパなどの海外の水道水はほぼ硬水であることの方が多いです。日本でも売られているVolvicやevianなども硬水で、人によっては軟水よりも硬水の方が好きだという人もいますが、私は個人的にあんまり好きじゃないです。海外で水道水をそのまま飲むことはあまりしないので、飲むという点においては問題ないのですが、硬水で髪や体を洗うと、とても乾燥して髪の毛はバシバシになります。酷い人の場合は、海外留学の間に硬水の影響で髪の毛が抜けまくって円形脱毛の状態になったというのも聞いたことがあります(効果は個人差があり、逆に硬水のおかげで肌の調子が良くなったり、髪の毛がツヤツヤになったという人もいるみたいです)。こういった話を聞いていたので、留学する前は硬水をとても恐れていたのですが、幸い今のところ目立った影響は出ていません。ですが、念のため水道水はそのまま飲まず、ポット型の浄水器を買ってそこでろ過された水を飲むようにしています。また、先程も述べたように硬水には多くの成分が含まれているためか、洗った食器をそのまま放置していると、乾いたときに白い水垢のようなものが必ず付いています。体に害はないにしても見た目がよろしくないので、洗った後はすぐに拭くようにしています。

あと一番困っていることは、ケトルにもこの白い水垢がこびりついていて、なぜかケトルについていたのはなかなか簡単に取れないことです(limescaleと呼ばれるらしい)。ケトルに水を入れると白いのが浮いてきて害はないにしても気持ち悪いので、一度徹底的に洗ってからは、お湯を沸かすときも浄水器の水を使うようにしています。

浄水器とケトル。部屋に自分用のケトルがあります。
右の箱はケトルについたlimescaleを落とすための洗剤。