Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

セントラル・ランカシャー大学
2018年11月号 国際学部 R.S

カルチャーショックについて

私は日本にいた時から高校、大学では地元から離れて過ごしてきたので、文化の違いを感じることには慣れていて、寛容的な態度を持っていると思います。そのため、ショックはあまし感じておらず、違うなと軽く流しがちなため、思いつきません。フラットメイトが食器を洗う際に、水をため洗剤をいれ、食器をつけてそのまま、食器の洗剤を流さずに、水切りに置くことが少しびっくりしたくらいです。イギリス人と友達によると、お酒を飲むことがイギリス文化だそうです。平日の夜にでもパーティーをして酒を飲みますし、土日のどちらかは必ず飲んでいます。パブを覗いても、土日はお昼頃でも人がたくさんいます。お酒は世界共通で文化だと思います。

また、英語の先生が誕生日の際に、自分でケーキを持参して生徒と先生たちに配っていました。自分自身でわざわざケーキを買ってきて祝ってもらうような考えは、自分にはなかったのでびっくりしました。

もうすぐクリスマスで、街もイルミネーションが飾られ始めています。日本ではクリスマスといえば、KFC、カップルのための日、私の個人的なクリスマスは授業、バイトまたは部活動をしている、など特に特別な日ではありません。一方、イギリスをはじめヨーロッパではクリスマスは家族と時間を過ごす日で、教会にいき、映画などをみて食事を楽しむそうです。友達と話した際に彼氏、彼女と過ごすと聞いたことはありません。日本の話をした際には、友達がカルチャーショックを受けていました。文化の違いに驚きは感じましたが、ショックにまで感じることは個人的には少ないです。

 

英語

イギリスに来て、イギリス人はもちろんのこと、ヨーロッパ、アジアからの人も英語を話します。ヨーロッパ人に関してはほとんどネイティブと同じレベルで話します。アジア人は、中国人はばらつきますが、韓国人はものすごく上手に話します。非ネイティブでも英語を上手に話す人の特徴としては、自信を持っていることです。母語でなくても、ネイティブのようになりきって話しています。たとえ間違えていても、コミュニケーションにおいてはお互いが理解し合えればよいと思います。こちらに来て思うことは、英語はそれ自体を勉強するものでは、コミュニケーションや情報を得る、自分の専門を勉強するための道具だと感じます。新しい人に会うと、何を勉強しているか聞かれることが多いですが、英語と答えるのは日本人くらいです。英語ができなくても、人生で困ることはないと思いますが、英語ができることで新たな出会いや発見、学ぶ機会が増えると思います。

ですが、英語は難しいです。日本語と英語では翻訳が難しいものや、ニュアンスが異なることが多いです。ニュアンスの違いとして、例を挙げると、好きとLike です。日本人の感覚からすると、Like=友達など恋愛感情を含まない好き、Love =恋愛感情にある好きという感覚があると思います。しかし、英語のニュアンスとしては、友達としてのLikeでも使うこともありますが、恋愛の好きも含んでいますので、恋愛感情や近い友達以外には「I really like you」など使わないように注意した方が良いです。日本人の友達は、意味を理解せずに頻繁に使っていたため、相手が勘違いをしていました。友達として好きや相手のことをすごく良くて好きと言いたいときは、「You are a nice person」や「You’re such a good friend」などがよいです。ニュアンスの違いは難しいと思いますが、これも留学でしか学べないことだと思います。


英語のクラス

リバプールのBeatles像

日本食を友達に