Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

セントラル・ランカシャー大学
2016年4月号 経営学部 R.T

現地の学生、友人について

こちらのイギリス人学生は基本的に親切でコミュニケーション等特に何も問題はありません。自分はこちらに来てからは主にイギリス人の友人達と過ごしており、コンスタントに遊ぶ仲で多くの時間を彼らと過ごしています。彼らの多くはJapanese Society に所属しており、日本語を学んでいるもしくは日本に興味がある生徒ばかりで、日本人といろいろな話しをしたいとよく言っています。そのような理由もあり彼らと仲良くなり一緒に行動を共にするようになりました。

ただ彼らと行動するうちにこちらに来ている日本人学生(今期)の評判があまり良くないことに気が付きました。それというのも日本人学生の多くがあまりイギリス人学生と仲良くなろうとしないこと、そして日本人同士で固まってイギリス人だけでなく他国の学生ともあまり関わっていないことが主な理由でした。もちろん日本人以外と主に交流している日本人学生も多くいましたが、確かに日本人だけで固まっている場面をよく見ましたし、日本人以外と基本的には遊ばない日本人も多くいました。せっかく日本語を学びたい日本語に興味がある現地の学生がいるのにもかかわらず日本人同士で固まってしまうのは非常に勿体ないと思います。Uclanは日本語学科もあることから日本語を勉強している生徒や日本に興味がある生徒が多くいます。次回に留学される方はぜひ日本人同士で固まることなくできる限り現地の人や日本人以外と交流するようにしてほしいと思います。

 

他の日本人学生との関わり

自分はこちらではEnglish course に所属しておりクラスには多くの日本人がいます。彼らのほとんどは授業の合間の休憩時間、そして授業後の時間を彼らで行動しており、もし彼らと同じように留学を過ごしていれば自分の英語力はほとんど上がることはないと留学当初感じました。自分はせっかくイギリスに来ているのだから様々な国の学生と交流してみたい、また何よりも英語をマスターしたいという気持ちが強かったので前半の方に少し書かせてもらいましたが自分はできる限り日本人以外と交流するようにしました。授業外の時間は日本人以外と英語で話すことはもちろん、授業の合間の休憩時間はクラスメイトのサウジアラビア人と話すか英語の単語の復習もしくは英語の歌を聴くようにしていました。もちろんほかの日本人もクラスメイトなので必要最低限の会話はしていました。ただこの様な状況が続いた結果、少しづつ幾人かの日本人クラスメイトとの溝が深まっていきしばしば言い争うこともありましたし、彼らのことを疎ましく感じるようにもなりました。そのようなストレスやイギリスの気候、食事等の影響もあるのかわからないですが、次第に体調を崩すようになり基本的に休みの日はベットで横になることが多くなりました。このままではいけないと思いクラスの日本人生徒とも雑談するようにして、関係改善を図った結果、人柄と今までの行動理由がわかってもらえました。しかし長く体調を崩していため、当初計画していたイタリヤやフランスへの旅行などは結局できず、また結局最後までクラスの大部分が日本人ということに対してのフラストレーションは消えることはありませんでした。海外で日本人学生が多いところではあまりストイックさにこだわるとほかの日本人との関係が悪くなるかもしれずバランスに注意する必要があるかと思います。来期に留学される方は上記のことも頭の片隅に入れておくといいかもしれません。最後にIELTsですべてのセクションで5.5以上をとればビジネスコースを取ることができます。こちらには日本人がほとんどいません。もしUclanに留学を考えている方がいればぜひそちらのコースに入ることをお薦めします。