Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

セントラル・ランカシャー大学
2015年4月号 国際文化学部 M.K

① 現地の学生、友人について

UCLanはJapanese Society(日本サークル)というのがあり、毎週水曜日にパブで様々な学生とおしゃべりを楽しむことができます。また、私はクリスチャンではありませんが、毎週金曜日に寮の近くの教会へ通っています。UCLanの学生はもちろん、社会人の人やイギリス人以外の様々な国の人と知り合いになれ、そういうところで出会った友人とはたまにホームパーティーをしたりしています。さらにキリスト教に興味のある人は毎週その時間の30分ほど使って違うフロアでキリスト教の勉強もできます。私も何回かその勉強会に参加させてもらいましたが、やはり宗教を勉強することは難しかったです。ちなみに私のフラットメイトは全員イギリス人です。出身地はバラバラ、それぞれ違うアクセントを持っていて、皆結構早口なので最初の頃はほとんど聞き取れませんでした。しかし今はそんな環境にも慣れ、毎日ではありませんがキッチンで会った時などはよく話します。 イギリスの学生と日本の学生とで明らかに違いがあるなと感じたことがいくつかあります。それは、私も含め、日本の学生はいつもアルバイトやサークルで何かしら時間に追われているイメージがあります。しかしこちらの学生はアルバイトをしている学生は少なく、その代わりに友人や恋人との時間や自分の趣味を大切にしているように思います。自分の置かれた環境にもよるのでしょうが、私はイギリスのゆったりした生活感を少しうらやましく感じました。

② イギリスの交通事情

プレストンはそこまで大きな街ではないのですが、交通網は発達していて駅やバスステーションは近くにあり、どこか出かけるときにとても便利です。またプレストンから一番近いマンチェスター空港までも電車で1時間でいけるので立地的にも恵まれています。イギリスに留学している学生は一番よく使う交通機関は電車だと思います。私もこちらに来てすぐ、レイルカードを作った方がいいと言われました。顔写真とパスポートを持って駅にもっていくとすぐに作ってもらえます。このカードを持っていれば通常の値段よりも3分の2の価格で購入できるのでとてもお得です。またロンドンでは地下鉄も通っていて、オイスターカードというものを使えば普通に切符を買うより安く済みます。イギリス人はほぼ全員といっていいほどこの2つのカードは持っています。また面白いことにイギリスの電車の運賃は一日の中で何回か変わります。それはピークとオフ・ピークの二つがあり、朝方や夕方などの通勤・通学ラッシュで混む時間帯はその分電車賃も高くなるので注意が必要です。 次にバスですが、私は乗ったことがないのでなんとも言えませんが、電車よりも安い値段で遊びに行けるので、乗り物に強い人でお金の節約がしたい人にとっては便利な交通手段と言えます。また他のヨーロッパの国へ旅行に行きたければ、格安航空も多く運航しているので、わざわざロンドンまで行かなくてもマンチェスター空港から飛ぶことができます。距離とお金との相談でうまく活用することをお勧めします。

(イースター休暇を使って旅行に行きました  サグラダファミリア ~スペイン~)

(フィレンツェ ~イタリア~)

(イギリスでおなじみのオイスターカード)