Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

セントラル・ランカシャー大学
2015年9月号 経済学部 K.A

①オリエンテーションについて

指示される到着日の最初の週が留学生用のオリエンテーション期間でした。オンラインでの入学手続きや学生書の発行、郵便局へBRPカード(滞在許可証)の受け取りなど、済ませなければいけないことが山盛りの忙しい一週間でした。留学生用のオリエンテーション期間ということでStudent Unionが主催してくれるLiverpoolやManchesterなどへの格安小旅行を含むイベント等にたくさん参加することで現地に慣れると共に、様々な国の学生の友達を作ることができました。2週目はfreshersと呼ばれる日本でいう新入生歓迎会の週でした。バンドのライブがあったり、高校生のコスプレをして騒いだりと、イギリスならではのイベントがたくさんありました。授業が始まる3週目までは友達を上手く作れるかによって充実度が変化する大切な時期でした。積極的にイベントに参加することをおすすめします。僕は龍谷大学に留学に来ていたセントラル・ランカシャー大学からの学生に再会し、日用品を買うお店や、食材の安い店、シーツや布団などの購入、運搬を助けてもらいました。みなさんにもぜひ事前に派遣大学から来ている学生と友達になることをおすすめします。

 

(龍谷大学に派遣されていた友達と合流)

 

②住居について

大半の留学生は、寮に入寮します。寮は3種類から選べ、private(共有なし)en-suit(キッチン共有)とstandard(トイレ・バス・キッチン共有)がありました。1つのフラットには1名の留学生で残り5人はイギリス人の学生という風に組まれているようで、素晴らしい経験をすることができます。これまで共同生活を送ったことのない人にはen-suitをおすすめします。プライベートがあり、落ち着いた雰囲気です。一方、私の選んだstandardは夜中まで騒いでいることも多く、他の大学から来ている多くの日本人学生が悩んでいました。私は一緒に騒ぐタイプなので何の問題もありません。私の寮は住居が古く、故障している箇所も多かったのでしっかりと主張し、しつこく修理を頼まなければなりませんでした。寮生活アドバイザーのような人はいないので、問題があれば自分で解決する必要がありました。一方、インターネット環境はしっかりと整っており、キャンパス内であればwi-fiがどこでも使えます。外食はハンバーガーでも£5(1000円くらい)ほどかかるので、普段は自炊をしています。寮にはオーブンや電子レンジなどの基本的な調理器具は揃っていますが、皿や包丁などは備え付けてられていません。現地のスーパーでの食材の価格は日本よりも安く、近くにはアジア専門の商店もあるので自炊をすれば、生活費をずいぶん抑えられます。ここでは酒類が安く、大学内や大学周辺にたくさんのバーがあるので、気軽に友達とお酒を楽しむことができます。バーでは生演奏のもと、フットボールやラグビーを観戦することができます。ラグビーW杯で日本代表が南アフリカを破った時はバーもフラットもお祭り騒ぎでした。