Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

セントラル・ランカシャー大学
2014年12月号 国際文化学部 M.K

① 治安、危険を感じたこと、トラブルについて

日本にいたころから、多くの人に海外はひったくりなどの犯罪が多く、日本よりも危険な目に合う可能性が高いと言われてきました。イギリスに来た当初は、外へ出歩くときはすれ違う人に気をつけたり、鞄を手で押さえたりなど、かなり気を使っていました。今のところはまだそういった面での危険を感じたことはまだありません。しかし、12月に入ってからは午後3時を過ぎると少し薄暗いなと感じるようになり、4時になるとほぼ日は沈んでいます。それに加え、イギリスはもともと曇りの日が多いですが、特に冬は天気の悪い日がほとんどで、朝晴れていても昼を過ぎれば雨やあられが降るということが日常茶飯事です。ただ、緯度は日本よりも高いですが、雪は年によって降ったり降らなかったりだそうです。また、日本でもそうですが、夜に出歩くときは十分な注意が必要なように思います。酔っぱらった人が急に話しかけてきたりもするので、安易に相手をしてしまわないようにするべきです。プレストンは比較的田舎町なので、ロンドンよりかは治安も良いように思います。しかし、特に毎週金曜日の夜、「フライデーナイト」と呼ばれるこの夜は多くの学生がパブやクラブに行ったりするのでパトカーのサイレンもよく聞きます。海外にいるということの自覚をきちんと持って、自分の身は最低限自分で守ることができるように注意すべきだと思います。

② ホームステイ

12月24日~28日まで、イギリスのヨークシャーにあるリーズというところにホームステイをしてきました。週末かクリスマス、またはお正月に1回だけ無料で(交通費のみ自腹)ホームステイをさせてもらえるという「HOST UK」という団体に申し込み、ありがたいことにクリスマスをイギリスの家庭で過ごさせてもらいました。ステイした家は定年退職した夫婦2人暮らしでしたが、イヴの夜やクリスマスディナーには18人もの人が一つの家に集まり、皆で食事をしたり、クリスマスクラッカーを鳴らしたり、にぎやかな食卓でした。また、子どもだけでなく大人もプレゼント交換をする習慣があり、私もいくつかいただきました。日本ではどちらかというとクリスマス当日よりイヴの方がメインですが、こちらではクリスマス当日がメインで、その日は教会で歌を歌ったり、聖書を読んだりとキリスト教ならではの催しが多くありました。また、いくつかのアジアンマーケットを除き、すべてのお店がクリスマス当日は閉まります。なので、その日は家で家族と一緒に過ごすのが一般的だそうです。クリスマスが終わってからは、リーズやその隣町、ヨークに遊びに連れていってもらいました。リーズはショッピングの街と言われるほど多くの店があり、ヨークは歴史溢れる街でとても住みやすい素敵なところだと思いました。ホストファミリーのお父さんお母さんもとても優しく迎えてくれ、とても素敵な一生忘れることのないクリスマスを過ごすことができました。

(クリスマスの教会) (ヨークミンスター)
 (ホストファミリーと)