Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

セントラル・ランカシャー大学
2013年10月号 文学部 Y.O

①    環境について

UCLanの施設で一番素晴らしいと思ったのは、図書館です。24時間利用することができ、蔵書の数も膨大です。飲食が出来るスペースや売店、人と話していても大丈夫なスペース、コンピューターが利用できるスペース、音を立ててはいけないスペースなど、フロアごとに区切られていて、自習をするのにとても便利です。寮が図書館から離れていて、帰りが遅くなる生徒には、図書館から無料の送迎バスが一定時間ごとに出ています。

私の寮は4人で1つのフラットをシェアしていて、ルームメイトは日本人の男の子と、ギリシャからの留学生の女性2人です。キッチン、バス、トイレをシェアしています。なので、共用スペースで使う消耗品なども、相談して自分たちで調達しなければなりません。UCLanの寮はセキュリティがしっかりしていて、何かあれば、寮にある電話から24時間セキュリティスタッフに連絡が取れるようになっています。隣の住人が遅くまでパーティーをしていてうるさいといったような内容でも、セキュリティスタッフの方々がすぐに対応してくれます。火災報知機はとても敏感で、煙はもちろん湯気などにも反応します。夜中に急に火災警報器がなって、寮の外に避難することがありました。寒い期間が長いからか、こちらの人々は火事にとても敏感です。

もし体調に異変があれば、学内のヘルスセンターで診察してもらうことができます。ですが薬は出してもらえないようなので、そこで勧めてもらった薬を自分で薬局に買いに行きます。そして、各生徒に必ずパーソナルチューターが充てられていて、授業や課題で分からないことがあったとき、ホームシックにかかって気分が落ち込んだとき、日常生活で何か問題が起きたときなど、自分自身のパーソナルチューターになんでも相談できるようになっています。

 

②    クラブ活動、ボランティア活動について

UCLanには様々なクラブがあり、私はJapanese Society(日本語にすると日本部でしょうか)に所属しています。このソサエティには日本に興味がある生徒たちが集まっているので、日本人生徒に対してとてもフレンドリーです。このクラブにも様々な国籍の生徒が集まっているので、お互いの国の違いなどを知ることが出来てとても楽しいです。そしてたまにですが、日帰りの小旅行などを企画してくれます。この日本部のツアーでヨークに行って来ましたが、とてもいい思い出になりました。複数のクラブに所属している生徒もたくさんいます。

授業がない時間には、日本語の授業にサポートボランティアとして参加することが出来ます。日本語学科の上級生には日本語で説明しますが、1年生は日本語を習いたてなので、英語で説明しなければいけません。日本語の文法を説明するのは難しく、また英語でのディスカッションもあるので、自分自身とても勉強になっています。