Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

ユニバーシティ・カレッジ・コーク
2018年10月号 国際学部 A.T

環境について

大学に関してはメインキャンパスの敷地はそれほど広くはないですが、街の至る所にUCCの施設が点在しています。歴史を感じる立派な建物もあれば、近代的な作りの建物もあり、それぞれ良さがあります。大学内にはカフェやレストランもありますが、特別安いというわけではないので、節約のためにも、できるだけ昼食は家から持参するようにしています。図書館は自習スペースも十分に設けられており電源付きの席もあるので、快適に利用することができます。なんと仮眠を取るためのnap podと呼ばれるベッドのようなものまで設置されています。何より驚きだったのが、大学内にパブがあるということです。昼間から飲んでいる学生もおり、お酒好きな人が多いアイルランドらしいなと思います。

私が個人的に一番気に入っている大学施設は、メインキャンパスから歩いて10分程度のところにあるジムです。トレーニングマシンなどはもちろん、プールも無料で使うことができます。夜はUCCの様々なスポーツクラブが活動しており、参加することもできます。どのスポーツも、初心者向けの日、経験者向きの日がそれぞれ設けられていることが多いので、誰でも気軽に挑戦することができます。また、ヨガやダンス、エクササイズなどのクラスも開講されており、事前に予約さえすればUCCの学生は無料で受講することができます。勉強のリフレッシュにもなり、スポーツを通して交流が増えたりもするので、利用しない手はないと思います。

 

 

 

週末日帰り旅行

 

コークにきて約1ヶ月、週末を利用し様々なところに出かけました。最初に訪れたのは、車で30分くらいのところにあるキンセールという港町です。本当に小さくてこぢんまりとした町なのですが、街並みがとてもカラフルで、まるでおとぎ話の世界にいるような気持ちにさせてくれます。昼食にはカフェで、アイルランドはサーモンが美味しいと聞いていたのでスモークサーモンのサンドを食べました。友人はベーコンやブラックプディング、トマト、目玉焼きなどがのったアイルランド伝統のプレートのアイリッシュブレックファストを食べていました。店員さんがとてもフレンドリーで優しかったのを覚えています。観光地ではあるものの、人で溢れているわけではないので、のんびりとした時間を過ごすことができます。半日あれば街全体を散策できてしまうので、日帰り旅行にはぴったりだと思います。

また、いつかの週末にはコーブという港町にも訪れました。ここは、かの有名なタイタニック号が沈没前最後に立ち寄った街として知られています。街のシンボル的な存在である大きな大聖堂とカラフルな街並みが印象的でした。キンセールと同様に、とても小さな街なので、半日あれば十分堪能することができます。曇りの日が多いアイルランドですが、珍しくよく晴れた日に行くことができたので、海沿いの広場でのんびりと過ごしているだけでも楽しい一日でした。