Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

ラドバウド大学
2018年10月号 国際学部 Y.M

環境について

大学のキャンパス内には色々な施設があり、授業ごとに違う建物に移動しなければならないので、慣れるまではかなり苦労しました。ですが慣れてみると、とても良い環境だなと感じます。勉強をするときには図書館に行くのですが、この図書館は僕のラドバウドのお気に入りの場所の一つです。図書館には、多くの勉強スペースと気軽に会話を楽しめる休憩スペースなどがあり、カフェやコーヒーマシーンなども設置されています。1ユーロで美味しいコーヒーを購入でき、いつも勉強する際に購入しています。もう一つのお気に入りの施設は、スポーツセンターです。スポーツセンターは会員制で登録料が年間約108ユーロ(日本円で10000~11000円)かかるのですが、ジムや体育館などを自由に利用できとても快適です。さらに、スポーツセンターには、様々なアクティビティーやコースなどがあり、好きなものを選んで参加することができます(前もって予約する必要があります)。僕はヒップホップダンスとバスケットボールのコースに参加し、毎週一回それらを楽しんでいます。

ナイメーヘンの街はとても穏やかで、治安もとても良いと思います。この留学が初の海外経験である僕にとっても、とても住みやすいと感じます。特にシティーセンターに行けばある程度のことができるというのは、住みやすい理由の一つです。なぜならシティーセンターには、食料品から日用品のお店があり、さらにアジアンスーパーもあり、日本の物もある程度はそろいます。衣類品も日本にもあるようなZARAやH&Mなどがあるので、気軽に購入することができます。全体的にこの街、大学は、留学初心者あるいは海外初経験者にかなり適していると思います。

 

ヒップホップダンスアクティビティーの様子。

 

違う国の人

オランダにきて、様々な国の人と接して気づいたことをまとめたいと思います。

まず、思った以上に欧米の人は、普通でした。欧米の人たちは美男美女で賢くなんでもできて頭がいい、ここまで思っていなくともある程度、欧米人に対してこのような先入観を持っている人は少なくないと思います。僕もその一人でした、ここへ来るまでは。先ほども述べたように、この留学は僕にとって海外初体験ですので、日本にいた頃は映画やドラマなどの影響によって、このような先入観を持っていました。しかし美人で一見話しかけにくそうでも、仲良くなってみればとてもフレンドリーで面白い人だったり、ノンネイティブにもかかわらず、英語が堪能でプライドが高そうに見えても、すごく面倒見がよく色々と気にかけてくれるような人たちと出会い、僕の先入観は粉々に砕け散りました。要するに、人は見かけによらないし、どこの国の人も根本は同じ人間で優劣なんてないんだなと強く感じました。

僕は一度、こんなことを聞いたことがあります。それは、英語が拙いと相手にしてもらえない。どこから手に入れた情報かは覚えていませんが、確かに英語能力はヨーロッパで生活するには、ほぼ絶対条件ですし、話せた方が友達作りは簡単なのかもしれませんが。先ほど述べたように、どこの国の人も根本は同じ人間なのですから、言語能力だけで相手の良し悪しを判断するのは稀だと思います。ただ自身の人間性を相手に伝える能力さえあれば、それがもし言語能力でなくとも、友達はできると思いました。

総合的に僕はこっちに来て、出身や見た目が違うからといって中身が違うとは限らないということを学びました。

 

友達とのディナーの様子。

イタリア人の友達が作ってくれたパスタ。