Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

リヨン第三大学
2018年12月号 国際学部 A.N

治安、危険を感じたこと、トラブルについて

フランスに限らずだと思いますが、アジア人の若い女性はやはり見くびられやすいのではないかと思います。特別何か怖い目にあった訳ではありませんが、フランスにきて1,2週間目の頃はフランスの空気感に馴染んでない為か、よく道ですれ違う時に若干馬鹿にする感じでニーハオとよく声を掛けられました。また強いて言えば、耳がまだ慣れてない頃に雨の中、高校生くらいの男の子に斜め後ろから話しかけられ、私も日本人の友だちと一緒に移動していたので、それで安心していたのか、全然知らない男の子の言葉を聞く姿勢を構えられず、死角から肩を組まれそうになりました。幸い友だちがその手を払ってくれたので、私は傘を相手側に向けて歩き去りました。もちろんほとんど平和に過ごしていますが、たまにこんな事もあるんだなという感じで、この文章を読んで貰えたらと思います。

続いて、最近日本でも話題に上がってるjilets jaunes(燃料税の値上げに対するデモ)についてですが、実際見たのは1度だけなのですが、リヨンでのjilets jaunesは、パリや他の地域に比べたらそれほど激しくはないみたいです。フランス人の友達いわく、リヨンに住んでいるのはブルジョワの人が多いからだとか、、、まあその真偽は置いておいて、主にベルクール広場やその近くのショッピング街周辺で活動してたので、リヨン第3大学の近くではいつも通り平穏でした。

最後にスリについてですが、日本人やアジア人が主にスリの標的だと思っていたのですが、フランス人の友達でもスリにあったことがあるという人が多くて驚きました。それと同時にどうして?という疑問を抱きました。リュックやトートバッグを避けて、チャックの付いたカバンを使ったり、どこか旅行やイベントに行く際は貴重品は首から下げるということをちゃんとしていれば、スリに遭うことはほとんどないと思います。余談ですが、Guillotiere駅の地上付近にある、怪しげな携帯や携帯ケースを売っているお店はスられたものなので、格安で売られてるらしいです。笑

 

リヨンのイベントについて

・Journée du patrimoine
9月の第3週の週末にあるヨーロッパ文化遺産の日では、普段は入れない歴史的な施設や美術館などが入場可能になったり、入場料がかかる場所も無料や割引が適用される事が多いです。私はリヨンの市庁舎に行きました。

・ポールボキューズのla vaisselle des chefs
有名なポールボキューズレストランやその他のレストランの食器や調理器具のフリーマーケットです。

・映画祭
映画がうまれた街として有名なリヨンですが、大学の近くにあるリュミエール博物館で年に1度、映画期間があります。

・salon du chocolat
11月に開催されるチョコ博みたいなものです。入場料がかかりますが、試食が出来ます。

3日間開催されますが、私は初日の金曜日に行きました。ベルナションの実演や、パンオショコラコンクールの結果発表(試食あり)、チョコドレスのショー等ありました。日本で即完売のPhilipeBELも出店しており、フィリップベルさん本人にショコラショーを振舞って貰いました。

・光の祭典(fête des lumières)
12月上旬に行われる、リヨン1盛り上がるようなイベントです。数年前はテロの関係で規模を縮小していましたが、それもだんだん戻ってきて、今年はテットドール公園でも開催しれました。フランス国内外から多くの人が来るので、リヨンでもこんなに人で溢れることがあるんだと驚きました。私は4日中3日観に行きました。