Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

リヨン第三大学
2017年12月号 国際学部 Y.S

・今日はリヨンの治安と危険を紹介したいと思います。

リヨンで4ヶ月くらい生活をしてきましたが、一番感じているのは「穏やか」さです。普通に地下鉄の中でギターを弾く人もいれば、歌を歌っている人もいます。フランス人はみんなリラックスして生活しています。時々道を歩いている時に、周りの人が挨拶をしてくれます。温かく感じます。

治安は基本的に良いのですが、夜1人で外出するのはやはりお勧めしません。私個人の経験ですが、夜友達と2人で川沿いに沿って散歩した時、何人かの人に驚かされました。急に私を驚かせて悪意はないと思いますが、やはり日本より安全ではないと思います。

あとは「泥棒」のことですが、外出するときはやはりズボンのポケットに携帯・現金などを持ち歩かない方がいいかと思います。私は1度、地下鉄の中で隣の人に自分のポケットを触られたことがあります。その時は携帯と現金は服の内ポケットに入れていたので、幸い取られることはありませんでしたが、隣のフランス人のおばあさんがその場面を見ていて、すぐにその人を「泥棒」だと指摘していました。外出するときはやはりクレジットカード(暗証番号付き)と少額の現金の方がいいと思います。

危険についてですが、特には問題ないと思います。安全面から考えると、外出するときは2人、もしくは3人で出かけるのがいいのではないかと思います。あとはバスに乗るときは、運転手の近くの椅子に座ることをお勧めします。万が一、何かあった時はすぐに助けを求めることが出来るからです。商店などは早めに閉まるので、買い物は夜6時前にしたほうがいいです。

・リヨンのお祭りについて

まずは光の祭典について。「fete des lumières」光の祭典ですが、リヨンでは毎年行います。今年は機会があって見学に行きました。これが160年以上の歴史を持っています。フランス人の友達によりますと、これは当時リヨン、フルヴィエールのノートルダム聖堂のマリア像に祈りを捧げたところから由来したそうです。フランス人は一般的にその日窓際を光で飾っています。その日は少し雨が降っていましたが、人々が大勢いました。

リヨンの中心部であるhotel de villeが一番賑やかで、建物に映った模様は非常にきれいです。もし11月に訪れる機会があれば、是非行ってください。

もう一つのお祭りはアジアのサロンで、Salon de l’ asae という名前で、フランス人はみんな日本の文化に興味を持っています。その日にコスプレ衣装を着た人が大勢います。日本のおみくじとか金魚すくいとか、そういう伝統的な活動が多かったです。そういう祭りは日本文化を知る機会となります。その日にお弁当、ラーメン等を売っているので、友達と二人でたくさん食べました。その活動でも中国の部族の衣装と、中国の伝統的な飲食文化、日本の茶道などを体験することができるので、勉強になりました。

最後に、12月になってからのmarchè はクリスマスに近づいていることもあって、たくさんの人々がいました。maechèで売っているのは fromageチーズ、ミルク、ワイン、ハムなど、各家庭でクリスマスの時に必ず食べるものです。その日は温かいワインを飲んで気持ちがよかったです。