Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

リヨン第三大学
2017年11月号 国際学部 R.O

①カルチャーショックについて

私がフランスで感じたカルチャーショックはいくつかありますが、今回は2つ挙げて書きます。

 

1つ目は、犬の散歩についてです。フランスでは、リードをつけずに犬の散歩をしている人たちをよく見かけます。どの犬も日本の犬よりおとなしいものの、大型犬でもリードをつけない人が多く、少し怖いです。また、店内にも犬を連れて入る人もいて、店で足元に急に犬がいたときはびっくりしました。また犬に関して言うと、犬がトイレをしても持って帰らない人が多いのでリヨンの路上は汚いです。話には聞いていましたが、予想以上でした。パリはリヨンよりも大きな観光地のためか、リヨンよりも路上はきれいでした。

 

2つ目は、お店の店員さんです。たとえお客さんが店内にいたとしてもスマートフォンを見ていたり、店員さん同士でおしゃべりしたりしています。もちろんそういう店員さんばかりではありませんが、日本よりは多いです。レジに並んでいても他の店員さんと話しながら対応されたりするとちょっとびっくりします。

やはり違う文化の中にいると驚くことがたくさんありますが、この違いを楽しんでいけるようになりたいです。

 

 

 

 

②フランスでのトラブル

先日イタリア旅行に行った際にちょっとしたトラブルがありました。フランスからTGVという電車でイタリアまで行ったのですが、まず行きの電車は50分遅れで出発しました。これくらいの遅れに関しては、もう何も思わなくなりました。しかし、帰りも同じTGVでリヨンまで帰る予定だったのですが、その電車はトラブルのためか、イタリアとの国境を越えたあたりで停車しました。みんな電車から降ろされ、代わりのTGVの電車を待つように言われました。しかし待っていたその電車はリヨンには止まらないと言われ、結局TERという別の特急列車で、乗り換えしつつリヨンに帰ることになりました。リヨンの駅でデモがあったという話も聞きましたが詳細は不明のままです。幸いにも同じ電車に乗っていた方もリヨンに行こうとしていて、TERのチケットを手配してくれたり乗り換えを教えてくれたりと親切にしていただきました。日本ではなかなか遭遇しないようなこのトラブルは、フランス人の友人に聞くと普通だそうです。確かに、電車から降ろされたとき、ほとんどの人が困惑しているというよりは、慣れた様子でした。笑い声もたくさん聞こえ、駅員さんに怒っているような人は誰もいませんでした。上記のカルチャーショックにもつながりますが、日本でこのような事態があれば誰かしらは駅員さんに怒り、笑っているような人はいないと思います。トラブルに巻き込まれたのは大変でしたが、人々のおおらかな雰囲気は好きでした。

 

 

 

イタリア旅行はとても楽しかったです!