Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

リヨン第三大学
2016年11月号 国際文化学部 E.N

①  カルチャーショックについて

「まだ書類必要なの?」これが一番のカルチャーショックです。

フランスに来てから住居、保険様々な手続きをしてきましたが、この「書類社会」には頭を抱えました。生活に関係する手続きであること、自分が外国人であること、外国で住居を借りて暮らすということを考慮すればきっとごく普通なことで日本でも同様なのかもしれません。ただ手続きに必要な書類リストをもらえるところまではいいのですが、提出したものの、向こう側の勘違いから必要書類自体または内容が足りないと言われ申請したくてもすぐにすることができないこともありました。その為ただでさえ時間がかかるのに実際に適応されるまで更に時間がかかりましたし、連絡がただ遅れているのか忘れられているのかわからないときもありました。とにかくややこしくて複雑、そして面倒。やり取りの方法としては直接事務所に訪れる以外に手紙でのやり取りが主であることにも驚きと意外性がありました。デジタルなものが増えつつもやはりアナログなところもあるのだなと感じました。フランス人の友達やリヨンに長く住んでいる友達もこの書類関連や手続きに対して面倒であることを言っていましたが、同時に「普通」だとも言っていました。

これがフランスにあるひとつの「カルチャー」なようです。おそらく。

 

②  便利な旅行

ヨーロッパの旅行は方法によっては本当に安く様々な所に行くことができます。今のところバルセロナ(スペイン)、ルーアン(パリから少し北に行ったところ)、ワルシャワ(ポーランド)に行ったことがありますが、平均して日本円で1.5~2万円で済んだはずです。

バルセロナには「OUIBUS」というヨーロッパ中で運行されているバスを使いました。リヨンからバルセロナまで約10時間かかりましたが1万円もしませんでした。ルーアンにはTGVといって日本でいう新幹線のような鉄道を使って向かいました。チケットを買う際、事前に割引カード(年齢、旅行期間などによって種類別に割引カードがあります)も買っておけば通常価格よりも何パーセントか安く買うことができ、私は丁度半額で売られていた「Carte Jeune」というカードを買ったので25パーセント引きでチケットを購入できました。ワルシャワにはさすがに飛行機を使って行ったのですが、Skyscannerというサイトから往復2万円くらいで買うことができました。

どの交通手段も買う時期によって値段は変動しますが日程を上手く調節すれば安価で様々なところに旅行できるのでぜひ活用してみてください。