Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

リヨン第三大学
2015年11月号 経営学部 J.S

①カルチャーショック

フランスに来て3か月が経ちこちらの文化にもさすがに慣れました。しかし、未だに戸惑うことも多く前途多難な留学と痛感しています。

その中でもカルチャーショックは最たる例だと思います。

一番は、やはり靴を脱がないというモノです。私は自室は完全に土足厳禁で生活していますが、それでも管理人や業者の人たちは普通に土足で部屋に入ってきます。わざわざカーペットなどを敷いていても何のおかまいも無しにのりこんできます。

フランスの友達の家に招待され訪れた時も靴は普通に脱ぎません。土足で部屋に入り靴を履いたままベッドやソファーに座ったりすることが未だに慣れず絶えず違和感があります。中には玄関で靴を脱ぐ習慣をつけようとしている人もいますが稀なケースです。

日本人としては、やはり家の中を靴を履いたまま動き回ることに対しての抵抗は未だぬぐえ切れないままです。。。。多分、どれだけこちらに滞在していようがこれだけは消えないと私は思います。

2番目は、bizu(ビズー)という習慣です。これはお互いの頬を合わせるもので異性または同性で挨拶としてこれを行います。これは中、高校生でも普通に行っています。他にも握手も友達に会った時や初対面であっても互いに自己紹介の時にかわします。とにかくボディータッチが多いです。このボディータッチの助けもあってか男女の壁という意識が日本人と比べてはるかに薄いと感じました。友達は友達そこに男女の差なんてわずかしか無いというように。

このビズーはともかく、握手するという文化は非常に重要なモノだと考えます。この習慣は日本に帰ったとしても続けていこうと思います。

カルチャーショックという程の大袈裟なものではないですが、私が思いつく今月のテーマはこんなものです。

②自由テーマ;人間関係

こちらに来て3ヶ月弱 私にも様々な友人が出来ました。友達を作る これが留学する人にとって一番の不安要素の一つと思います。基本的に友人関係は住むアパート、レジデンスの場所にも大きくかかわるなぁと自分は思います。あくまで一理であって場所がすべてではありません。

他にも出ている授業によってもつきあってくる友人も変わってきます。一回生であったり二、三回生であったりと仲良くするグループの学年が違ってきます。そこまで深く考えずに気楽に過ごしていれば簡単に友達は作れると思います。

しかし、やはり自分から積極的に話していくことが何より大切なことだと思います。別に完璧な文章を頭で作っていたら何も話せなくなることがしょっちゅうですから。

別に間違っていても誰も馬鹿にしませんし、仮に間違っても相手が優しく訂正してくれるので大丈夫です。それよりも頭で考えている間に会話が終わってしまうほうが問題です。何かを考えるなら考えるで一単語だけでも口に出して相手に喋る意図があることを伝えるのが重要です。

慣れてくれば簡単なボケでも放り込んでもらったりするのも良いと思います。どうせ元からの自分を知っている人なんていないんですから日本の時とは別のキャラを確立するのも一興だと思います。実際、こっちにいる日本人でも最初とだいぶキャラが変わった人も多いですし、今までそういう事が苦手だと思っていた人も勢いに任せてやってみるのも楽しいと思います