Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

リヨン第三大学
2014年9月号 経営学部 M.F

オリエンテーションについて

 

オリエンテーションには有料のものと無料のものがあります。私は有料のものを選んだので、それについて説明します。

有料のオリエンテーションはSIM(留学生のための約2週間の体験授業)の初日に行われます。SIMには経営学部・法学部・文学部・言語学部の4種類があり、私が選んだ言語学部は8月26日から始まりました。オリエンテーションでは、授業のしくみや履修登録の方法だけでなく、リヨン第3大学やリヨンの歴史、観光地なども教えてくれました。これらは全てフランス語での説明でしたが、日本の大学のようにスクリーンに資料が映し出されていたので、なんとか理解できました。2日目からはフランス語の授業やフランスの歴史の授業が始まりますが、バスでリヨンを観光したり、夜は学校の近くのBARでSoiréeが開かれたり、お芝居を観たりなど、座学だけではなかったのでとても楽しめました。

 

正規の授業が始まると、留学生は必須の授業としてFLEというフランス語の授業を受けることになります。SIMの途中にはこのFELのクラス分けテストが行われます。問題数も多く、前置詞の穴埋め問題や時制の問題ばかりで、(私にとっては)とても難しかったです。

SIMを受ける際に注意したほうがいいのが、入国日です。SIMが始まると、平日の朝から夕方まで毎日学校に行くことになります。ですので、1週間ほど前に入国し、生活に必要な日用品を揃えたり、銀行口座の開設、移民局への手続き、携帯電話の購入などを済ませておくことをお勧めします。

 

 

フランスに行くまでについて

フランスに行くまでの手続きや準備などの流れを簡単に書きたいと思います。

交換留学のために本格的に勉強し始めたのは5月頃でした。11月半ばからは、過去問(国際部で貰えます)を解き始め、11月末に試験を受けました。2月上旬には2次試験の面接があり、それから1週間ほどで家に合否の手紙が届きました。

リヨン第3大学は第3期の募集のため、出発までの期間がとても短かったので、すぐに手続きを始めました。まず、キャンパスフランスというところにアカウントを作りました。これがないと、ビザの申請ができません。自己紹介や、留学の志望動機などを英語またはフランス語で書かなければならないので、結構時間がかかりました。

5月頃からは、ビザ申請の準備を始めましたが、ビザ申請にはたくさんの書類が必要ですので早めに用意するのをお勧めします。ビザ申請についてはまた今度書きたいと思います。

6月半ばには、東京のフランス大使館までビザを申請しに行き、申請から約1週間でビザを取得できました。そして、この頃に家を決め、飛行機のチケットを取りました。

7月頃にはリヨン第3大学への登録やホテルの手配をし始め、8月に入ってからは、パッキングをし始めたり、フランスで必要な書類を揃えたり、大家さんと入居の時間を確認したりしました。