Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

リヨン第三大学
2013年10月号 国際文化学部 Y.K

~環境について~

環境についてですが、大学ではWi-Fiを利用することができます。フランスの学生はこれを利用して中庭や図書館でよくレポートを作っています。このWi-Fiは日本の携帯でも利用することができるのでとても便利だと思います。大学には大きな図書館がありフランスの学生は授業がない日も図書館に来てよく勉強しています。この図書館には自習ができるスペースがたくさんあるので宿題やレポートをするのによく利用しています。

住居についてですが自分はあまり深く考えずに登録してしまいました。実際到着してから家に行くと家具は本当に必要最低限しか置いてなくコンロもありませんでした。備え付けのライトの電球は切れていたりとお世辞にも快適とはいえませんでした。さらに二日目で窓が閉まらなくなるというトラブルも起きました。なので家を登録する時は安易に決めずに大家さんにメールを送りどのような家具があるかやどのような部屋なのかを聞いてから決めるといいと思います。実際に留学している先輩やしていた先輩に聞くのもいいと思います。

街並みについてですが中心地はビルが並んでいてあまり日本とは変わらないような気がします。しかし旧市街地に行くと古い街並みが残っていてとてもきれいです。また普段は何もないところでもお祭りが開催されると移動遊園地のようなものが現れたりと街中を歩き回って色々探索するのも面白いかと思います。

 

~日本語学科について~

リヨン第三大学には日本語学科があります。日本語学科に通う学生はみんな日本にとても興味を持っておりこちらが日本人だとわかると話しかけてくれます。中には自分で日本語を勉強していて日本語で話しかけてくれる学生もいます。学年が上がると驚くほど流暢に日本語を話す学生もいます。みんな明るくよく話しかけてくれるのですぐに仲良くなることができます。彼らはとても勉強熱心で勉強のことはもちろん漫画やアニメ、文化のことなど色々と質問してきてくれます。答えるときにはフランス語を使うのでフランス語の練習にもなると思います。日本語を教えている先生もほとんど日本人の先生なので授業中に色々と先生のお手伝いをお願いされたりすることもあります。学部が全然違う人も一度でもいいので日本語学科の授業に出席するといいと思います。友達もできるので留学生活がまた変わってくると思います。授業などは学部の掲示板などで確認することができます。

10月の後半には日本語学科が主催しているパーティーが開催されます。このパーティーでは日本語学科の学生が学年関係なく集まり交流するのでよりさまざまな人と知り合うことができます。毎年どこかの会場を貸しきってやるそうなのですが今年は学校の教室を二つ使っての開催でした。パーティーといっても堅苦しいものではなくて本当にお菓子やピザなどを食べワインやジュースを飲み会話や交流を楽しむようなものでした。食べ物は持参ですがフランス人だけでなく日本人の留学生や日本語を教えている先生とも知り合うことができるので参加することをお勧めします。