Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

リヨン第三大学
2011年3月号 文学部 K.N

□日本から持ってきたらよかったと思うもの

食べ物に関しては日本から持ってくる必要はあまり無いと思います。日本食が恋しくなったらリヨンにはたくさんアジアンマーケットがあるのでそこで買うことができます。持ってきて良かったと思うものはパソコン、風邪薬、旅行雑誌、電子辞書、仏和の紙辞書などです。

□ 現地の学生について

リヨン第3大学の学生はとても真面目で日々驚かされます。日本では教科書が指定されていて、プリントが配られますが、こちらではそういったものはほとんど無く、授業中は教授の言ったことをしっかりメモする、分からないことがあれば手を挙げて積極的に質問するといった姿勢が見られます。フランス人の大学生は、遊ぶときは遊んで勉強するときは勉強するという切り替えがきっちりなっていると思います。日本語学科の学生は大学に入ってから初めて日本語も学ぶ学生がほとんどですが、1回生の子たちは半期が終わった段階ですでにちょっとした日本語の文章を話せる子もいます。また日本語以外にも英語や中国語、韓国語の授業を取っている学生が大半で、みんな20時まで授業を受けています。そういった子たちをみていると、私も頑張ろう!という気持ちになるので私自信も良い環境で勉強できていると思います。

□東北太平洋沖地震

授業中にマダムが日本で大きな地震があったと聞いて本当に驚きました。今日本へ交換留学に来ている学生も一時帰国しているようです。フランス人のほとんどが今まで大きな地震を経験したことが無いらしく、東京に留学している学生は本当に怖い思いをしていたと思います。フランスのニュース番組でも大半が日本の地震について取り上げられていて、見ていると胸が痛くなります。リヨンでも今募金活動をしているので、自分の今出来ることをしたいと思います。