Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

リヨン第三大学
2011年3月号 国際文化学部 U.Y

<日本からもってきたら良かったと思うもの>

[参考書] フランスでもフランス語で説明された文法書や問題集などは本屋さんで手に入れることはできますが、やはりわからない時にすぐに調べられ、また日本語でのほうが単純に理解しやすいということもあるので、基礎となる文法書や単語帳は持っていても無駄にならないと思います。または仏検は検定独自の準備が必要になるのでフランスで受験しようと思っている方は仏検対策問題集などある方がいいです。

[電子辞書、ICレコーダー] 私はレコーダーは現地で買いました。テスト勉強や授業の復習などあったら便利だと思います。USBタイプのものは授業ごとに整理ができます。また電池もすぐに切れてしまうので日本からある程度ストックは持ってきました。

[専門書] もってきたらよかったと実感したものです。授業の予習、復習に役に立てたと思います。

[持ち運びやすいノートパソコン] 学校にあると便利です。フランス人学生はだいたいこれでノートをとってますし、学内はFreewifiがあるのでネットはどこでも使えます。授業登録などをするにも便利ですし、課題やレポートのために学校の図書室で利用することも可能です。何も入っていない小さいものだったら現地でだいたい300ユーロから買うことができます。

[薬] 日本と比べて空気が乾燥しているせいかよく体の調子が悪くなることが多くありました。そのときはやはり使いなれているものの方が安心します。しかし薬局でも相談して市販薬やビタミン剤は手に入れることができますし、得にこだわりがないのでしたら化粧品なども買えます。乾燥には現地のもののがいいように思いました。

[地球の歩き方] フランスはヨーロッパを旅行するのに最適な場所です。いろいろ旅をするなら、少し重いですが地球の歩き方のヨーロッパ版かフランス版があると情報がとても豊富ですし手助けになります。

私はアパートの入居の前に生活するのにすぐに必要なもの(掃除用品、台所用品など)100円均一である程度買い揃え日本から入居の一週間前に送り、到着後すぐにつかえるようにしました。これは軽いので送料もそんなにかかることなく便利でした。

 

<現地の学生、友人について>

日本語学科があるので現地ではすぐに友達ができると思います。フランス人学生のほうからしゃべりかけてくれたりと日本文化に興味のある子が多いです。オリエンテーションのときに偶然出会った子たちが携帯電話を買うのに手伝ってくれたり、銀行の手続きを助けてくれたり、まだなにも大学生活についてわからないときにいろいろと誘ってくれたり助けてもらいました。大学院にいる学生はほぼ日本での留学をおえて帰ってきているので日本語は上手いですし、彼らの日本での話を聞くのもまた面白かったです。また授業でもお互いにレポートを添削したり、翻訳の授業では助け合ったりもしました。またLYON3の学生でなくてもフランス人はアニメや漫画、ゲームなどの影響で日本文化が好きな人が多いので友達ができることもありました。

<アヌシー国際アニメーション映画祭>

このお祭りははカンヌ映画祭からアニメーション部門を独立させアヌシーで毎年行われるアニメ専門の映画のお祭りです。フランス人の友達に誘ってもらい参加することができました。映画祭は、日本のアニメや漫画などのサブカルチャーを紹介するJAPAN EXPOとは異なり主にディズニーピクサーや東宝、コナミなどといったアニメーション映画やゲーム関係者のブースが立ち並び期間中映画の上映や新しいゲームの会見が聞けるといったものでした。学生としてパスをもらっていたので、プレスや関係者とは違いみられるものは限られてはいましたが、日本のアニメやゲームに対する世界の注目度の大きさを間近に知れるいい機会でした。そこで出会ったフランス人の友人たちは日本語はしゃべれませんが、日本人の私よりも日本のゲームやアニメには精通していて驚きました。